2014年10月22日

レイルジープ

rail jeep レイルジープに関する質問が多いので、より細かい写真を見てみよう。

 モータは、自作である。界磁は2 mm厚ほどの鉄板で、屋根裏を通っている。界磁コイルは二つである。電機子は3極でベルト駆動だ。2軸のうち、片方しか伝動していない。床板は木製である。

rail jeep 3 バッファが付いているということは、アメリカ型ではない。ホーンらしきものは両端にある。パキスタンに出張されていた時の、その辺りで見た何かをモチーフにしたものでもない。
 生前、このレイルジープについてお聞きしたことがあるが、
「いや単なる遊びで深い意味はないです。」
とのことであった。

rail jeep 2 運転席には何かの運転装置らしきものも見える。輪ゴムが融けていて、それを削り落した跡がある。おそらく何十年も放置されていて、それを動かすためにこのような応急措置のベルトを掛けたのであろう。
 意味がよくわからぬが、造形が面白い。集電は良かったようだ。

 Hand Car 手漕ぎ車もあった。これは車輪がゴムで、電気はレイルからコレクタ・シュウで取る。

Gandy DancersCollector Shoes 単純なつくりだが、設計時にリンク機構に工夫をされたことが分かる。また、最終的にリンクの長さを微調整している。再度、その部分は作り替える予定であったろうと推測する。
 

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