2014年04月15日

Jorgensen Clamps

Jorgensen Clamps このクランプで、ポイントマシンの設置場所を増設している。
 レーザで切るときに、その位置を指定し忘れたのである。合板のコバで付けるわけにはいかないから、取り付け方に工夫が要る。
 裏には薄いブラス板を貼り、表からは長い枕木を貼る。接着は例によって「スーパーX」である。接着力を最大限にするには、圧締という過程が必要である。接着剤の層を極限まで薄くすると、接着力が最大になる。これは意外と皆さんご存知ないようである。締付けなければならない。接着剤の内部は弱いので、厚い接着剤層は切れやすいのだ。
 木工ボンドも圧締すると素晴らしい接着力を示す。磨いた鉄板をエポキシ接着剤で接着するとき、クランプで締付けると信じられないほどの接着力を示す。しかし、ほとんどの場合は締付けが足らない状態で接着しているように思う。


 このような用途に最も適する形状のクランプがこのJorgensen Clampsである。二つの堅木でできたアゴが、逆ネジで締め付けられる。先端だけに力を入れたり、開いた形で締めることもできる。大変便利なもので、筆者はたくさん持っていた。

Jorgensen clamps (2) 友人たちが欲しがるので、渡してしまったが、もはや手に入りにくくなった。ホームセンタで見つけても、それらは全て中国製なのである。木が粗悪で軟らかい。雌ネジ部にガタがあるし、握りの仕上げが良くない。
 田舎の金物屋で、アメリカ製を探す。最近はほとんどなくなってしまった。アメリカ製は木が重く、スーツケースにたくさん入れられない。20年ほど前、東急ハンズでも見かけたが、価格は現地価格の3倍ほどであった。

 ポイントマシンの取付け部であるが、裏うちのブラス板と表の枕木2本が付いているだけで、十分な剛性がある。これが裏のブラス板だけなら、へなへなで役に立たない。

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