2013年12月10日
続々 Lucin Cutoff
木橋はモミの木の杭と、レッドウッドの床板からなる。杭は60 cmから90 cmほどの直径、床板は7.5 cmの厚さである。中にはクルミ材も使ってあったそうだ。それらはボルトで留められていた。レッドウッドは雨ざらしにしてもあまり傷まない赤身の部分のみを使っている。この写真は我が家の破風を飾っているレッドウッドの切れ端である。日光の当たるところに10年ほど置いてあったのを持ってきて、写真を撮るために、さっと払っただけである。さほど傷んでいるわけではない。上の木片が載っていたところの色が少し違う。多少の雨が当たったようだが腐らずによく持っている。
レッドウッドは巨大な木で、直径 5 m, 高さ 70〜80 m 位が普通である。山火事になっても生き残るので、レッドウッドの森ができると聞いた。
Trestlewood社は橋を解体し、陸揚げして製材する会社である。 この動画はそれを手短かに紹介している。引き揚げた木材はプロモントリー半島の先端に寝かせて風雨に当て塩抜きをする。ボルト類を機械で抜き取り、金属探知機で鉄片が入ってないのを確認して鋸で挽く。これは手斧で仕上げた暖炉の上の横木である。この再生レッドウッドを使って立てた家や、仕上げた床などが映っている。筆者はこの種の素朴な仕上げが好きである。英語ではrusticという表現をする。このような家を建てたかった。
杭は30mの木材を打ち込むのだが、場所によっては杭をぶら下げただけで、ずぶずぶと入ってしまうこともあったようだ。そのような時はもう一本継ぎ足して打ち込んだそうだ。50 mも入ったところがあったという。杭が打たれると、上を揃えて切り、横木を渡して梁を掛ける。床板を張ったらアスファルトを塗って、砂利を30cm以上の厚さで敷く。
湖の真ん中には信号所(Midlake)ができ、要員が寝泊りできる設備もあった。汽車が止まるので、そこまでの遠足も企画された。