
近くにある
ビール工場に行った。比較的小さな醸造所である。西海岸を中心に売られているブランドで、筆者の好物でもある。瓶の形が変わっていて良く目立つ。
アメリカのビールにはMiller, Coors、Olympiaなどに代表される淡色系のものと、最近急速に勢力を拡大してきたDark系のものがある。後者はこの会社のようなやや小規模な醸造所が出している。


IPAとは
Indian Pale Ale の略記である。
筆者はアメリカに行くと
Sam Adamsかこれを好んで飲む。
工場見学が一人5ドルで可能である。このお兄ちゃんが案内してくれて、面白おかしく説明してくれる。各種のビールを試飲することができる。

醸造タンクはどこも同じようなものであるが、麦芽の種類とその煎り方に秘密がある。黒ビールほどではないが少し深く煎って、香味を付ける。ホップはその地方の独自のものを使っている。煎った麦芽を齧ってみた。なかなかいい味である。

この工場の中に興味深い写真があったので撮ってきた。シアトルの市電の車庫である。舗装もしてない時代の電車の線路は泥だらけであった。