2012年01月26日
続 またまたGP30


キャブが無いブースタと呼ばれる機関車は、わざわざキャブ付きユニットと同じデザインにする必要もないのであろうが、設計者は拘ったのだ。
あまり良いデザインとは思えない。キャブ付きの方は20年後に見ても違和感を覚えないデザインであったが、Bユニットはすぐに陳腐化したと感じた。意匠に拘り過ぎるとこうなるという、良い実例だと思った。
その後南部の友人を訪ねた時、N&WやSouthern RR鉄道のGP30を見た。筆者は軽いめまいを感じた。まさかという感じであった。



走行時にはキャブが後ろになるので、デザインは二の次になったのだろう。いくらなんでも乱暴ではないかという形になっている。無造作にショートフッドを付けたというかたちだ。N&Wはそれで良いとしても、Southern鉄道の方はこちらが前方である。不思議な形で、理解しがたい。