2012年01月12日
続 GP30

キャブの中で機関士の背面にある壁は、配電盤などを収納している。その壁が、どの非対称のキャブのなかでどの位置を占めているかというのは、キャブを覗きこまないと分からない。 あるいはキャブに乗り込まねば分からないのだ。しかし、その壁はレイルに対して直角に付いているはずだ。

この写真中、青い線が正しい位置(天井面での座標)だ。


GP35からは、このダクトは左の片方だけになり、エンジンフッド側面にダクトが張り付けられているのがよくわかる。
下廻りは昔、祖父江氏の工房のごみ箱から拾ってきた部品から組み上げた。台車はアメリカで買ったものをたくさん保有しているし、車輪や歯車装置も量産して用意してある。
コメント一覧
1. Posted by arx 2012年01月12日 19:07
あけましておめでとうございます。
わたしもGP30は好きな機関車のひとつです。EMDの従来の曲線的なデザインからGP35以降の直線的なデザインへの過渡を体現していて、興味深く思っています。
さて、どこかで読んだのですが、動画を見ると、キャブ屋根の中には何も入っていないようですね。小さな点検口しか見えません。機関車の設計において、外観のデザインだけのため、というのは珍しいと思います。
わたしもGP30は好きな機関車のひとつです。EMDの従来の曲線的なデザインからGP35以降の直線的なデザインへの過渡を体現していて、興味深く思っています。
さて、どこかで読んだのですが、動画を見ると、キャブ屋根の中には何も入っていないようですね。小さな点検口しか見えません。機関車の設計において、外観のデザインだけのため、というのは珍しいと思います。
2. Posted by dda40x 2012年01月12日 21:41
> キャブ屋根の中には何も入っていないようですね。小さな点検口しか見えません。機関車の設計において、外観のデザインだけのため、というのは珍しいと思います。
そうなのです。流線形蒸気機関車と同じで、中はないのですね。
GP7あたりから始まるダイナミックブレーキの、張り出しの前後の三角部分も同じです。このあたりのことをBlisterと言うのですね。文字通り、腫れて膨れているのです。
GP30はそれをさらに伸ばしてキャブとつないだのですね。
模型で見るとあまり良くないですが、実物は格好良いですよ。思わず声が出るほど感動しました。
そうなのです。流線形蒸気機関車と同じで、中はないのですね。
GP7あたりから始まるダイナミックブレーキの、張り出しの前後の三角部分も同じです。このあたりのことをBlisterと言うのですね。文字通り、腫れて膨れているのです。
GP30はそれをさらに伸ばしてキャブとつないだのですね。
模型で見るとあまり良くないですが、実物は格好良いですよ。思わず声が出るほど感動しました。
3. Posted by Brass_solder 2012年01月13日 08:34
ちょうど私のGP30(HO)が完成したところでしたので、便乗して同じような日記を書かせていただきました。
この機関車にはGMの自動車部門のデザイナーもかかわったという話を聞いたことがあります。
ファイアマンサイドの側板が長いのはヘッドエンドブレーキマンの座席が用意されているためではないかと想像しております。
この機関車にはGMの自動車部門のデザイナーもかかわったという話を聞いたことがあります。
ファイアマンサイドの側板が長いのはヘッドエンドブレーキマンの座席が用意されているためではないかと想像しております。
4. Posted by ワークスK 2012年01月16日 22:28
当方の掲示板にGP30の機器配置図をアップしました。