2011年02月08日
続々 Centering Indicator


電話で概要を伝えただけで、思ったものが出来てきたので驚いた。さすがにその道のプロは違うと思った。四隅を8mmのキャップボルトで 、テーブル上のTスロットに締め付ける。そのときキャップボルトは沈め穴に入って頭は出ないから、側板はその上に載る。
この種の沈め穴(座繰穴)のことを英語でCounterboreという。しばらく前にこの種のドリルをボールベアリング装着用に作ったのだが、それをCounterbore bit という。
8個の締め具は、2.6mmのブラス板である。適度の硬さで傷がつきにくい。この板は、しばらく前のレーザカットの残材を捨てずにとっておいたものを、フライス加工したものである。
このジグが無ければ客車の窓抜きは難しい。