2010年06月25日

続 Max Gray のタンク車

TEXACO silver tank cars これらのタンク車は8000ガロンである。大抵2ドームであるが3ドームの車輌もいくつかある。模型店の記念品の貨車(インク壺)をいくつか戴いたので、それを改造して走るようにした。 当初は全ての8000ガロンタンク車をTEXACOだけで編成するつもりで作り始めたのだが、ディカールが集まらなくて断念した。今なら黒字ならば、ディカール用紙にコピィするだけで出来るが、30年前はディカール用紙が入手できなかったのだ。

Yellow chemical tank cars 黄色のケミカル・タンク車はいくつかある。全て複数台保有している。このデュポンのタンク車の積み荷は四エチル鉛である。いわゆるアンチノック剤として、有鉛ガソリンを作る添加剤(猛毒)である。この塗装スキームは人気があり、あちこちのレイアウトで見る。もう有鉛ガソリンは航空機用ぐらいしか残っていない。1950年代には沢山の需要があったはずだ。Penn Saltは多分水酸化ナトリウム溶液輸送用だろう。

pregnant whale tank car これはUSH時代の製品で、「妊娠した鯨」と言われる大型タンク車である。もっぱら加圧したLPGを積むためのものである。LPGは比重が小さいので大きな割に、大した重量ではない。
 これは親友Georgeの遺品である。奥さんから形見に貰ってしまった。これを見ると彼のことを思い出す。塗装は筆者による。

コメント一覧

1. Posted by 村田   2010年06月29日 09:11
何年か前のニュースで「航空機用の100オクタンガソリンの生産を止める」というようなことを言っていましたが、その後はどうなったのでしょうね??
今でもDC3などは飛んでいますし、カナダだったかには森林火災消化用の飛行艇(ザブンと着水して水を汲む)が何機もあって、エンジンはツインワスプなのに・・とボヤいている報道も見たことがありますが・・
みんなエンジンを積み替えたのか?細々と100オクタンガソリンを作っているのか?謎であります。
2. Posted by 佐々木精一   2010年06月29日 21:31
謎ではありません。
航空機用100オクタン価ガソリンの生産は続いています。
確かに、例えば50年前の生産量に比較しても、ジェット機用の燃料の生産量に比較しても、絶対量は僅かです。
私が参加しているビンテージ・グライダー・チームのグライダー達を曳航してくれる小型プロペラ機も充分な燃料の供給を受けています。心配は無用です。
直接的なタンク車の話題なら兎も角、航空機用ガソリン生産の話題は、ここでは無用かと存じます。
3. Posted by 村田   2010年06月29日 22:40
dda40xさんの文章をよく読まなかった私が悪いのですが、このタンカー車は1950年代のものなのですね。
私はてっきり現代も運用中の車両なのかと思って「まだ使っているのは不思議ですね」という気持ちでレスしました。
間違っても、100オクタンガソリンねたを延々とやる意図はありません。

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