2010年06月21日
続々 タンク車の増備
本物の図面を詳細にチェックし、図面通りに作ったのがこのキットの売りであった。ところがそれは作りにくく、壊れやすかった。
以前にも書いたが、全てのリヴェットが円錐型をしている。こんな金型を作る人の気が知れない。左右2型ではなく、3等分した型で円錐リヴェットを表現している。しかし、細かすぎて普通のアメリカ人には組み立てられない。作っても触ると壊れる。今はAtlasブランドで中国製の完成品が出ている。壊れやすい部分を金属製にしてある。
このSHELLのシングル・ドーム 8000ガロンは自分で組んだのだが、壊れるのが嫌で、レイル上から外したことがなかった。手すりが細くて一体モールドである。ここを持てば必ず壊れそうである。
ハンドレイルは全部とれていた。梯子もない。細かい部品は全部無くなっていたので新製した。
ハンドレイルは、挽き物パーツをスーパーXで取り付けた。よく付くので助かる。梯子はブラス製。ブレーキ部品もブラス製である。完成後、細い筆でリタッチして銀色にした。
これらの貨車は全てLow-D車輪に取り替えてあるので0.3%の坂を下り降りる。タンク車だけで50台以上あるので、単独の列車が編成できる。貨車の種類ごとに編成を組むと実際にありそうな列車になる。
プラスティック製の貨車はよく出来てはいるが、数十年というタイム・スパンで考えると不安要素が大きい。塗装がしてあれば本体の寿命はある程度長いとは思うが、細い部分に関しては今回の改装で扱ったような金属部品への移行は不可欠のことだろう。金属とは言え、ダイキャスト部品では信用できない。筆者はなるべくブラス製部品に取り替えることにしている。