2010年04月24日
Detroit Model Railroad Club
1970年頃、Model Railroaderの記事を見て手紙を出した。Oゲージでこんなにも大きなクラブがあること自体が信じられないことであった。
昔は市内にあったらしいが、80 kmほど離れたHollyという町の劇場を買い取ってレイアウトを作った。そのお披露目の記事であった。
ディック に大雨の中を連れて行ってもらった。劇場であるから、観客席はスロープを持つ。当時、舞台とオーケストラ・ピットは残っていた。とにかく巨大で驚いた。それから40年近く経った。
キャンディを満載したホッパ・カーの編成をわざと子供の手の届くところに停車させ、取らせることもする。子供たちは大喜びである。
年少者が興味を持つようにするということは、将来の会員を増やす手だてである。
日本にはこのようなクラブは存在しないようだ。法人格を持ち、長い年月存続させることを目的とするクラブが欲しい。昨今、田舎であれば不動産価格はかなり安い。不燃材で作られた建物を入手できれば、維持費は知れているはずだ。このクラブは発足時からレイアウトを持っていたようである。
コメント一覧
1. Posted by 佐々木精一 2010年04月29日 01:01
子供達にキャンディの気配り・心配りをするクラブなんて素敵ですね、、、。
後進を育てないと、気が付いた時には手遅れです。
日本の鉄道趣味界では、なかなか見る事の出来ない光景です。
後進を育てないと、気が付いた時には手遅れです。
日本の鉄道趣味界では、なかなか見る事の出来ない光景です。
2. Posted by dda40x 2010年04月29日 12:09
趣味は継承されなければならないので、アメリカでは間口を広く、階段のステップは細かく作られていると感じます。
ライオネルに代表されるトイトレインから始まって徐々にスケールに到達するようになっています。
それにひきかえ日本の状態はいかがなものでしょうね。
一応、Nゲージが入門ということになっているのですが、その先がありません。Nゲージで細密工作する人は稀でしょうね。
50年前の日本の三線式Oゲ−ジは、今となって思えば、偉大な働きをしたのだと思えるようになりました。
ライオネルに代表されるトイトレインから始まって徐々にスケールに到達するようになっています。
それにひきかえ日本の状態はいかがなものでしょうね。
一応、Nゲージが入門ということになっているのですが、その先がありません。Nゲージで細密工作する人は稀でしょうね。
50年前の日本の三線式Oゲ−ジは、今となって思えば、偉大な働きをしたのだと思えるようになりました。