2009年02月04日

Arvid Anderson の Kit

Gon from Arvid Anderson kit Arvid Andersonはブラス製キットを売り出していた。どれも非常に薄い0.25 mm(1/100インチ)の板で出来たキットであった。チャネルやアングルをハンダ付けすると強度が出る設計であった。

 素材キットであり、怪しい図面と完成見本の写真しかない。これを作れる人は限られていた。したがって、カスタムビルダが小遣い稼ぎに作る商品であった。価格は安い。今でも10ドル台で買えるだろう。筆者はかなり沢山持っている。並べて作れば、手間はそれほど掛からない。1台だけ作れと言われたら、断りたい製品である。

Flat Car from Arvid Anderson Kit 板が薄いとハンダ付けが容易であるが、一方、板が熱で伸びてヘロへロになりやすい。点付けでハンダを付ければ良いのだが、それでは弱い。長い距離を全てハンダ付けしようと思うと、かなり難しい。双方を木の板にはさんで押さえ込み、真ん中、端、その中間という具合に付けていく。その途中で水を垂らして冷やさないと伸びきってしまう。

 上のゴンドラ(無蓋車)は、それらしいディカールがあったので貼った。黒との対比が美しい。
 下のFlatcarはステイク(縦棒)を嵌める部品がよく出来ていた。実物と同じ構造であった。床板は木製であり、実感的である。積荷を用意しなければならない。

dda40x at 02:04コメント(0)flatcar | gondola この記事をクリップ!

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