2008年12月16日
続 Quality Craft のキット
クオリティ・クラフトというブランドは Oゲージ界に浸透し、かなりたくさん売れたようだ。しかし、売れてもその1/4くらいしか完成されていないように思う。
今でもOゲージのショウに行くと、新品箱入りが山のように積まれている。またそれを、思わず買ってしまうから始末が悪い。多分筆者のところには未組キットが40箱以上あるはずである。同じ種類のものならまとめて作ると早い。いつぞやは2-bay Hopperを10輌弱同時に組んだ。若かったのだ。
このコンポジット・ホッパは、war emergency composite hopper である。名前の通り木と鋼の組み合わせて、鋼材を節約する戦時中の代用品である。木目を残した仕上げにした。日本製のブラスモデルもあるのだが、美しすぎてよくない。木部は木製であると嬉しい。
このAuto Carは筆者の好みである。ディカールが特製品で、美しい。リブ付きのMilwaukeeのもある。1950年代の貨車をたくさんつないだ列車を作りたかった。
AthearnのキットにもAuto Carはあるのだが、この木製キットの方が味があった。ディカールも自分の好きなように貼れるので、番号を変えて作ることも容易であった。アサンは側面がシルク・スクリーン印刷で番号を変えるわけには行かなかったのだ。
このエアスライドのディカールは美しい。貼るのはなかなか難しかった。デッキ部の壁に、何か飛び出しているのにご注意戴きたい。エアスライド部のホッパの延長上に突き出している。このあたりの描写はなかなかいいところを衝いている。これを省略すると面白くない。ワークスK氏のブログでご紹介戴いたGreat Northernのエアスライドにも、ちゃんと付いている。HOのプラスティック製品には付いているものが少ない。Overlandの製品には付いているが、やや小さいのではないかと思う。
空気パイプは長年の間に外れてしまっている。近いうちに修理したい。
UP のカブースはWeaver氏の好みである。当時はこの木製の車輌がなかった。しかしこの直後に韓国でブラス製が出たのはショックだったようだ。台車はそのブラス製が手に入ったので載せてみたが、出来が良いとは言えない台車でバネは固く、摩擦は大きい。
Quality Craftの貨車のうち、筆者のもっとも気に入っている貨車である。これは既製品にはない。
かさの大きなパルプ用のウッド・チップを運ぶ車である。積荷は、ロッギング・レイアウトの大家の古橋正三氏から戴いた粗いおがくずである。この粗さは探してもなかなかない。
今でもOゲージのショウに行くと、新品箱入りが山のように積まれている。またそれを、思わず買ってしまうから始末が悪い。多分筆者のところには未組キットが40箱以上あるはずである。同じ種類のものならまとめて作ると早い。いつぞやは2-bay Hopperを10輌弱同時に組んだ。若かったのだ。
AthearnのキットにもAuto Carはあるのだが、この木製キットの方が味があった。ディカールも自分の好きなように貼れるので、番号を変えて作ることも容易であった。アサンは側面がシルク・スクリーン印刷で番号を変えるわけには行かなかったのだ。
空気パイプは長年の間に外れてしまっている。近いうちに修理したい。
かさの大きなパルプ用のウッド・チップを運ぶ車である。積荷は、ロッギング・レイアウトの大家の古橋正三氏から戴いた粗いおがくずである。この粗さは探してもなかなかない。