2008年05月03日

続々 レイアウトは進化する

 ウォーク・アラウンドにすると無線にしたくなる。
以前は、ソケットをあちこちに用意して差し替えながら歩くという方法があった。筆者は70年代からその方式を採用していた。もちろん、ソケットから抜いた状態では、列車はその速度を維持する。

 これは Model Rairoad Craftsman誌に連載されたSWACという方式を採用したときのことである。当然DC方式で、それにはボタンが二つしかなかった。ひとつを押すと、押している間加速を続け、離すとその速度を維持する。もうひとつのボタンを押し続けると、減速し、そのうち停止して逆行を始める。

 あたかも物理のmaの実験をしているような感じがした。これを神戸の故魚田真一郎氏が大変気に入って、しばらく貸していたことがあった。
 SWACは、DC方式では最も進化した方式であった。もう使うことはないが、大切に保存してある。

 さて、電線がつながっていると、いろんな点で不便である。引っ掛かったりするし、もう少し遠くまで伸ばそうと思っても無理であったりする。これを英語ではtetheredという。テザァとは犬の首輪の綱や、馬のつなぎ紐という意味であって、人間が自由に動けないことを意味する。

 ウォーク・アラウンドは無線でないと面白くない。無線は光方式と電波方式がある。どちらも一長一短である。いずれBlue-Toothなどの方式を採るであろう。
 
 視点に近い線路高、ウォーク・アラウンドの組み合わせはレイアウトを数倍面白くする。

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