2007年11月29日
ハイトゲージと定盤

ハイトゲージは、ディジタル表示である。最近はそれ程高価でもない。
定盤の上に鎮座しているのはUPの7000である。これはLobaughの製品の改造である。元はSPのMT−3のボイラを利用している。フレームはオリジナルのブロンズ鋳物を捨て、新たにふいた砲金鋳物である。それをフライスで切り込んで作った。この程度の仕事は小さなフライス盤でも簡単にできる。
この鋳物は初めての経験で、発泡ポリスチレンを切って作った型を砂に埋め、熔湯を流し込んだ。いわゆるロストフォーム型である。型作りは意外と簡単で、思うようにできた。鋳込みは鋳物屋さんにお願いした。地金は水道のコックの材料である。
UPの7000は2台あって、もう一つは稲見製作所の先代の稲見武夫氏作である。それはかなりの大改造をほどこしてある。テンダは新製である、同時に完成させるつもりだ。