2007年05月30日

Dick Bregler

Robert Bregler Dickは、有能なカスタムビルダであった。この写真は知り合った頃の写真で、シアトル近辺で撮ったものらしい。彼は、岩国ベースの海兵隊に居た。その頃の話は良く聞いた。山陽線のC62,C59が好きだったようだ。

その頃の彼の友人のRonは、日本の機関車が大好きで、Ronにビデオをたくさん買って送って差し上げたことがあった。彼ははD52が好きだったと言う。D51は力のない機関車であったと言っていた。戦後の燃料事情の良くない頃であったので、火室の狭いD51では牽き切れないこともあったのだろう。

 さて、DickはNASAの職人を辞めてからカスタムビルダとして身を立てた。Bill Wolfer、Bob Janzenと組んで注文を受けていた。

Bill Wolfer Bill Wolferは元フィラデルフィア警察の殺人課の刑事で、人を見る眼が鋭い人であった。刑事をやっていると、人生の中のいやな部分ばっかり見て来たから、早く退職して好きな趣味で身を立てることにしたのだそうだ。Billとは70年代に会っている。当時は、フィラデルフィアに住んでいて、電話で会う日を予約することになっていた。刑事の仕事をしていたので、非番の日にしか客には会わないわけだ。

NYC Diner 「ロスアンジェルスに引っ越したからまた会おう」という手紙が来たので。訪ねてみた。確か80年くらいのことだ。そのとき、Dickと引き会わせてくれた。Dickは、組みかけの客車をたくさん見せてくれた。そのうちの一編成が関西にある。


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