2007年05月16日
Kemtron キットのハンダ付け
仕方がないので、ジグを作ってはめ込んだ。三方から押さえ込んでガスバーナで焙り、ハンダを流して固定した。ハンダが流れ出るくらい使っておき、一つずつ加熱して余分なハンダを重力で落として仕上げた。垂れるハンダは大きなコテで受けると完全に吸い取ることが出来る。
ラジエータの片方だけ仕上げるときは、浅い皿に水を入れ、寝かして行う。水に浸っている方は、熱から完璧に保護される。やや傾けておけば、余分なハンダは下に集まり、除くことが出来る。回収したハンダは再使用できる。
このような方法をとるときでも、基板に大きな穴を開けて、内部が見えるようにしておかないと、余分なフラックスを取り除きにくい。残っていれば腐食の原因になる。
AlcoのRS-2/3は、そのデザインの流麗さで知られる。それまでの角ばったデザインから脱却し、曲面を多用した。しかし、まだ三次曲面ではない。だから、模型も板を曲げて作ることが出来るのだ。この模型のエンジンフッドは、前後がつながって一体で出来ている。キャブ内にそれが見えるのは許せないので、内部はハンダ付け後、削り取った。キャブの床板をどのように取り付けるかが難しい。
1950年から1956年にかけて、あわせて1795輌も製造された。3400輌も作られたEMD GP-9にはかなわないが、かなりのベストセラー機である。
この写真はオークションに掛けられたものの1枚である。台車はTrimountを付けている。これはKemtronのキットに入っているものもある。残念ながらイコライズしていないから、走行性能はよろしくない。