2015年01月05日

2015年01月05日

鉄骨組立完了

e9378e72 鉄骨を組み終わった。レーザで念入りに高さをチェックしたので、その上に角スタッドを載せて水準器を置くと、当然なことながら、完璧な水平面であることがわかる。
 鉄骨の柱は、ボルトでコンクリートに固定して水平方向の力も受けられるものと、垂直荷重だけのものの二種類がある。横梁でつなぐと、全体が一つの面を構成し、縦横方向に剛性のある平面が出現する。
 体重を掛けても、大丈夫だ。80 kgまでは問題ない。レイアウト上で、観客その他が寄りかかる可能性のあるところには、ブレイスを入れて補強してある。

 鉄骨方式は安く出来る。木材で作るのに比べて、数分の一の費用で出来た。ある程度以上の大きさのレイアウトを作る人には勧めたい。以前、ある木製台枠のレイアウトを見に行ったときに、台枠がスパン1.2 mで垂れてしまい、通して見ると波を打っているのを見た。おそらく真ん中では数mm沈み込んでいた。そうなると修復はかなり難しい。

 鉄骨なら、剛性がはるかに高いのと、クリープ(徐々に形が変化していくこと)が事実上無いので、好都合だ。今回は熔接したが、最近はネジ留めでも十分な方法がある。相手がH鋼でもネジで一発で留める方法があるのだ。ただし、インパクトレンチが要る。
 この程度の角パイプ、チャネル、アングルなら十分な強度で組める。床が完全な平面なら、外で組んで運び込み、組立てるだけであるからネジ留めで良いだろう。今回は平面が全く出ていない床であるから、レーザ水準器で見ながら、力を掛けずに組める熔接をする必要があった。角スタッドはネジ留めである。

e7f22b72 千手観音のような形をした柱である。立体交差部の支えだ。クランプで位置を決めておけば、一筆書きで熔接できる。ブレイスは不要な角パイプである。板が薄いので少々難しい。

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