2014年04月23日
2014年04月23日
続々 線路を敷く

正直板というのは名古屋を中心に使われている言葉らしい。関東でもたまに聞く。
斜めに支える工夫が無いわけでもない。そういう工具も売っているが、高価だし、使用頻度が低くて買う必要もない。レイルの側面に嵌る厚さのブラス板で十分だ。ずれない程度のハンダ付けをし、マシンバイスに銜える。この種の仕事をするときに用いるバイスはある程度高級なものが必要である。締めるとアゴが浮いてしまうようなものは不合格である。筆者は締めつけネジが45度の角度で締まるものを用いている。良い写真が見つからないので、リンク先を参照されたい。同一ではないが、このような形のものである。
簡単なジグで所定の作業が間違いなく行える。実はこれが一番大切なことである。ややこしい工程を経たり、とんでもないジグを作るのは素人である。プロの工作を横で見ていると、「あっ、なるほど」という易しい工夫がある。
最近、日本でいや世界で最高峰、との評価の高い達人の書かれた文章を読んだ。まさにこのことが書いてあった。
フレクシブル・トラックは所定の位置に取り付けられ、砂利撒きも終わった。あとは細部の仕上げだけで、他のセクションを担当された方との打合わせが必要である。
秋までに多数のポイントを作らねばならないので、その練習として楽しく作業出来た。