2008年06月16日

2008年06月16日

ヤードを設計する

Ladder これは単線に側線をたくさん並べたいときの配置である。これをLadderという。いかにもハシゴ状である。連続分岐を複数作っておけば、いくらでも並べられる。
 ラダーの最終端は、二本が平行になるようなモヂュールを用意してある。

 連続分岐はどの順番で並べても作動するようにするのはやや困難である。DCC方式なら全く問題ないが、外部での運転会ではDC車が当然やってくるので、その運転のためには、旧来の方式も電気回路に含めなければならないからだ。
 DCCなら2本の線で全て足りるのだが、DC対応のためには、DC用回路を設け、各モジュールに切り替えスウィッチを用意せねばならない。

Double Slips on Double-Track これは複線にヤードを付設し、なおかつ左方向には機関区を置くための配置例である。

 ダブルスリップは省スペースには絶大な威力を発揮する。この3線DSは幅が300mmのモヂュールである。今、これを作っている。いずれ複線化したときには不可欠になる。片渡りDS付きはすでに作った。クロス部分は、可動式である。

 当初は単線であったが、複線化の機運が熟してきたのだ。せっかくのダブルスリップ製作のノウハウが忘れ去られてしまうのも惜しく、製作に踏み切った。すると曲線ポイントはあまり出番がなくなる。単線時のみの使用となるだろう。


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