カブース

2018年09月18日

leaf spring

leaf spring この写真はUPのカブースの台車を取り替えたものである。このタイプの台車があったかどうかは別として、少々工夫したものである。間違って多過ぎる窓は、塞いで埋めた。リヴェットを打った板を貼って丁寧に削り、段差を無くした。

 貨車の台車はコイル・スプリングで懸架されている場合が多い。コイル・スプリングは 摩擦損失が殆どないので、振動が減衰しにくい。普通の貨車はともかく、カブースは、それでは具合が悪い。乗員が振動(共振振動数の問題が大きい)でどうかなってしまう。客車のような減衰力のあるバネで懸架されるべきだ。
 模型の台車のうち、リーフ・スプリング(重ね板バネ)を付けているものは少ない。仕方がないから作る。バネの形をした鋳物を半分に切り、台車のコイルバネの部分を削って、嵌め込む。ハンダ付けかエポキシ樹脂で接着する。

 たまたまリン青銅板でできたバネを見つけた。KTM製のローラ・ベアリング台車のコイルバネを外して嵌めると良さそうだということに気が付いた。後述するが、かなりの手間を掛けて嵌め替えに成功した。同時に、ボールベアリングを仕込んだ。もう一回やれと言われても、やりたくない面倒な工事であったが、取付けに成功した。

 この台車はKTMの製品中、断トツによく出来ている。アイデアはケマルヤン氏で、設計は酒井喜房氏である。軸の摩擦が少なく、長持ちする。この車輪の形状が不思議なのである。


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2013年08月22日

続々々々々 Heber Creeper

Heber Creepers Caboose (0)Heber Creepers Caboose (2)Heber Creepers Caboose (7)Heber Creepers Caboose (8)




 UPの木造カブースがあった。かなり古いが、よく補修してある。戦前の色である。キュポラを支えるストラップはこんな形である。ロッドタイプもある。煙突の支えの形が面白い。
 デッキのステップの奥行きが意外と浅い。足を滑らせて落ちそうである。
 台車は多少乗り心地の良い板バネ仕様である。ダンピングが効く。コイルバネでは飛び跳ねるであろう。

Heber Creepers Caboose (6)Heber Creepers Caboose (5)Heber Creepers Caboose (1) デッキの板は痩せてすのこ状になっている。元は隙間が無かったはずだ。ルーフ・ウォークの端はこのようになっている。特に末端を留めているものは無い。
 

Heber Creepers Caboose (9) 室内は美しい。当時のままである。 ストーブの周りは木材が燃えないように鉄板で囲ってある。キュポラ部分はこの位置からは見えにくい。
 この写真の左上に斜めに走っている明るい部分はガラスの反射である。反射光が入らないよう、手で覆っていたのだが、指の隙間から入ってしまった。
 

2012年12月10日

続々 Spokane County Fair & Expo Center

812_6387-2812_6433-2 カブースは2輌あった。このGreat Northernの木造車は興味深い。キュポラ部分の側面が車体の側面と面一(ツライチ)になっている。この形は模型化しやすい。キットとして発売されているはずだ。
 Western Pacificのカブースは標準型の窓を一部塞いでいる。SPのカブースと違ってBay Window(せり出した窓)の天井が単純な形をしている。SPのは壁面を少し高くして隠し樋にしてあったが、これのせり出した部分の斜面はつるりとしている。

812_6378-2 これはUPの食堂車である。丸屋根の好ましいスタイルをしている。筆者の好みであって、キットから製作中である。写真が撮れたのは運が良かった。


812_6440-2812_6441-2812_6442-2 UPの寝台車である。二段ベッドの部分は上の長円形窓から外を覗く。元は4-4-2というタイプの様であったような気がする。その後改造を受けて原型が分かりにくくなっている。左の写真の床下の銀色の斜めになった蓋が付いている部分は、燃料のプロパンボンベの収納場所である。蓋を開けて容易に差し替えられるようになっている。塗り分けはでたらめで、妻面も黄色になっている。本来は妻は灰色である。HO以下の模型では、このように妻も黄色のものが多いのは残念だ。

812_6447-2812_6449-2 これはコーチ(座席車)であろう。内部は外されて、催しのある日には子供たちの遊び場となるべく用意されているのだろう。車内には架線付きのライオネル・レイアウトがあった。架線はこの地域では不可欠のものなのだろう。

 812_6457-2 これはGreat Northernのコーチの様である。GNのモニタ・ルーフ(いわゆるダブル・ルーフ)は他社のものより深いように感じるが、気のせいだろうか。手前は子供たち相手の運転用の2-ft ナローゲージである。

2012年09月15日

続 小さな鉄道博物館

712_5369-2 蒸気機関車は美しく塗装されている。この機関車は80年代には走行可能であった。現在でもラッギングなしで走ることが出来そうである。



712_5388-2712_5381-2712_5379-2 カブースは各種ある。塗装スキームはオリジナルだが、レタリングをかなり変えて、この小鉄道の名前を付けているものもある。

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 客車は美しい。これらは休日には営業車となるからである。タイミングが合えば内部を見たかった。13ドルほど払えば隣の駅までの往復に乗れるのである。
 たいした時間ではないが、実際に内部を見ると発見もあるであろう。 

712_5371-2 この博物館はコンヴェンションが開かれるホテルからほんの4kmなので、筆者が見ている間に2組の参加会員が名札を付けて現れた。囲いがあるわけでもなく誰でも自由に見て歩けるのはありがたい。
 45mmゲージの線路も敷いてあって、その運転もするようだ。

2012年09月13日

小さな鉄道博物館

712_5370-2 ホテルに帰ってからまだ明るかったので、車で外に出た。食料品を買いに行こうとスーパーマーケットを探しているうちに、偶然この小さな博物館の前を通りかかった。


712_5387-2712_5377-2712_5375-2 Uターンして前に車を停め、中に入った。東部の鉄道について、筆者はあまり詳しくない。分かるのはペンシルヴェイニア鉄道くらいだ。有名なカブースがあって驚いた。キューポラが黄色に塗られている。夏の日照りを反射するのだとか、目立ちやすくするためだとか色々な説があるが、筆者には良く分からない。さぞかしよく汚れたことだろう。
まだ、蒸気機関車がたくさん居た時代だ。

712_5367-2712_5391-2 ステンレスのオブザヴェイションは美しい。まだ内部はきれいで、これでイクスカージョン・ツア(希望者を乗せて近郊まで走る遠足みたいなもの)をしているようだ。

712_5372-2 蒸気機関車は小型のコンソリデイション2-8-0があった。例によってラギングを外して石綿を捨ててある。無様である。ハンドレイル・スタンションが根元で細くなっているのが分かる。太いと熱損失が大きくなるからだ。

712_5374 無火式機関車がいた。比較的小型のBタンクである。石油精製工場などで使用されたものだ。この種の機関車はあちこちに保存されているが、これはかなり保存状態が良い方である。しかし、ラギングが外してある。

2012年06月04日

続々々々 Illinois 鉄道博物館 再訪 

COM_4285-2 この8000ガロンのタンク車は、まさに同じ型の模型を持っている。昔の製品を今様に造り替えたものだ。ディカルの色が全く同じで驚いた。写真の数字は80000になっているがこれは80000lb (約40トン)である。
 この時期のタンク車は最近はきわめて少なくなった。

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 このカブースも全く同じタイプのものを数台持っている。MGやUSHの時代には与えられた情報が少なく、安達製作所は苦労して作っていた。しかし間違いが多い。便所の窓が左右にあったり、デッキの梯子の形が全く違っていたりする。
 窓は塞げばよく、梯子は作り直せばよい。しかし図面だけでは分からないところがあるので、写真を撮ることは大切なことである。
 たまたま見つけたので、室内を含めたくさんの写真を撮った。

 この台車はOゲージでは模型化されていない。いずれきちんとしたものを作って、製品化しようと思っている。欲しいという人はかなり居るからだ。



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2011年02月24日

続々々々々 LA Live Steamers

Live Steam Work ShopVertical BoilerFlat Compound Steam EngineSome Steam Engines 





 この用地の中央に蒸気機関で動く各種の工作機械、ポンプ、コンプレッサなどが集められた小屋がある。
 ひと月に一回公開運転が行われるようだ。ボイラは縦型で、各種の蒸気機関がある。最も大きかったのは3枚目の写真で、水平対向型(とは言わないらしい)の複式機関である。動くところが見たかった。どんな排気音がしたのだろう。

Walt Disney's Barn これは珍しい建物である。ウォルト・ディズニィの汽車が入れられていた小屋である。彼は著名な機関車愛好家である。彼の自宅には大きなレイアウトがあり、ライヴ・スティームの4-4-0が走っていた。それだけを紹介した本もある。書庫にあるはずなので探しておこう。


SP CabooseUP Caboose 実物の車輌のコレクションも素晴らしい。他にUPの寝台車もあるが、内部を外して事務所に使っていた。



LA Live Steamers Train お客さんはどんどんやってきて盛況であったが、このあたりで切り上げるとしよう。

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