2023年03月12日

続 模型製作技法

シャーリング切断後の処理 シァで切ったものは、くるくるとねじれている。それを補正するには逆にねじれば良いと思う人は多い。確かにそうなのだが、そのねじる量を見極めるのが難しい。

 ねじり過ぎたり、足らなかったりする。この引張る方法は簡単である。筆者もよくやる。伸びる量は僅かだが、一発でできるし、出来たものは硬い。加工硬化が起きるからだ。
 プライヤに銜えて、ゴンと引けば終了である。その衝撃が効く。

手摺、ステップ等の曲げ治具 手摺などの長さを揃えて作る方法である。このジグを持っていれば、何も考えなくても同じ寸法のものができる。筆者は、ラジオペンチにヤスリで彫り込んで印をつけてある。しかし、こちらの方法のほうが便利である。ただし、HO以下の細いものに限る。Φ0.8程度だと、孔がすぐに大きくなってくる。鋼製のジグが必要だろう。 

コメント一覧

1. Posted by 老模型人   2023年03月12日 22:39
内野氏の肉筆の絵と文字を拝見できて、とても感動しています。
フリーハンドで描かれた絵はとても柔らかく、素晴らしいです。
字も優しく人柄が表れていますね。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
Categories
  • ライブドアブログ