2023年02月18日

続々々々 Gandy Dancers

gandy dancers (1) これは制御基板の裏側である。さすがにこれでは作った本人以外分からない。基本的な回路図はあったが、それにいろいろなものを付け足しているし、定数を変化させているので、解析は無理だ。


 先日来、この一連の記事を読まれて、手伝いたいという方が何人か名乗り出てくれている。国内はもちろん、外国からも志願者が来ている。興味深いのは、どなたもコンピュータによるアナログ制御でやりたいとおっしゃるのだ。ということは、与えられた条件によって、動作のタイミングが変わることがあるということである。面白いように見えるが、それまでの必要はないように思う。

 根本的には、列車の検知回路で「退避・復帰」ができれば良く、それに附随して、「親方の動き・工夫たちの動き」があるだけである。退避するのはツルハシが降りたときだ。ということはクロックによる制御のほうが単純であろう。


 振り返ってみれば、アナログのシークェンス制御しかない時代が有ったが、確実に作動させることができていた。タービン機関車の起動停止は、まさにその実例である。
 原発も最近までこの方式の炉があったそうで、そういう意味でもアナログ式はあなどれないことは理解している。

コメント一覧

1. Posted by 赤い通勤電車   2023年02月18日 11:50
現在も近鉄名古屋線を走行している、赤い通勤電車やビスタカー等もまだアナログのシークェンス制御の極致を行く日本で開発発展した制御駆動でまだ元気に走行しています。
2. Posted by 愛読者   2023年02月19日 10:22
おっしゃる通り、これは単純なデジタルシーケンスでやるべきでしょうね。4人の振り上げ動作がすでにメカニカルでイコライザの制御がされているので、ON・OFFしかやることはありません。

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