2023年01月15日
内野氏の工夫
I氏より、とれいん誌の1996年11・12月号に内野氏の工作技法メモが載っていると連絡があった。
今回の edgewise に絡んで、リヴェットのピッチを合わせる方法も開陳されている。これは割合知られたアイデアのようだ。祖父江氏も「引っ張って合わせりゃいいんだよ。」と言っていたし、筆者もそうしていた。
旧型国電などのドア上のリヴェットである。エッジワイズで作った部品にリヴェットを打ち、ヘッダを張るときに問題になるのだが、調整はわけない。金属は伸び易いものなのだ。
人間の眼は、平行とは垂直はよく認識するからごまかせないが、長さは絶対値を認識していない。相対的な値としてしか認識しないから、このような方法が成立する。

旧型国電などのドア上のリヴェットである。エッジワイズで作った部品にリヴェットを打ち、ヘッダを張るときに問題になるのだが、調整はわけない。金属は伸び易いものなのだ。
人間の眼は、平行とは垂直はよく認識するからごまかせないが、長さは絶対値を認識していない。相対的な値としてしか認識しないから、このような方法が成立する。
コメント一覧
1. Posted by ゆうえん・こうじ 2023年01月15日 09:07
長さは絶対値ではなく割合で認識しているようですね。
1mmで0.2mmの誤差はよくわかるが、10mmでは0.2mm誤差があってもほとんどわからない。
だからリベットでも不均等なのはよくわかるが、間隔が揃っていれば多少寸法が違っていても気にならないのDと思います。
模型でもHO欧州型客車のショーティーは、高さはそのままで長さだけを1/100ぐらいにしてあったのも、その感覚の特性をうまく使ったのだと思います。
1mmで0.2mmの誤差はよくわかるが、10mmでは0.2mm誤差があってもほとんどわからない。
だからリベットでも不均等なのはよくわかるが、間隔が揃っていれば多少寸法が違っていても気にならないのDと思います。
模型でもHO欧州型客車のショーティーは、高さはそのままで長さだけを1/100ぐらいにしてあったのも、その感覚の特性をうまく使ったのだと思います。
2. Posted by 読者 2023年01月16日 10:14
ショーティーの話はさすがに誇張しすぎでしょう。