2022年10月15日

「私たちの立ち位置」

 仙台の今野氏が率いるKKC会報のコラムに、今野氏が表題の件について書かれている。
 概略を書くとこのようなことである。(著者承諾済) 

 我々は金属工作によって車輌を作り、それが模型としての唯一の最高峰であると思ってきた。最近のTMSのアニバーサリー・チャレンジの結果を見ると、それが通用しないことに気が付く。スクラッチから機関車を作るということはこの趣味の本筋ではなくなったのだ。
 機関車を作る人はそれを走らせるレイアウトを作るところまで行く人は稀である。また、レイアウトを作る人は、機関車を作ることは少ない。
 KKCでは、走りの追求をしようとする方向に向かいつつある。伊藤 剛 模型鉄道館のような、簡易なシーナリィではあるが高精度な線路を持つ運転場
(ディスプレイ・レイアウトと呼んで欲しかった)を作ろうではないか。

というものである。
 今連載中の内野氏の工作は、すでに過去のものとなってしまったのであろうか。そうではないはずだ。偉大な模型人のテクニックは、語り伝えなければならない。

 高効率ギヤが普及すると、どうしても長編成を走らせて勾配を登らせてみたくなるものである。さて、これでいくつかのディスプレイ・レイアウトが、日本にも出現するであろうか。  

コメント一覧

1. Posted by ゆうえん・こうじ   2022年10月15日 13:21
仕事でも趣味でも自分がその主流派にいることに価値を見いだす人は多いようです。そういう人は自分のやっていることを王道とかいいますが、自己満足に過ぎないように思います。主流Mainstreamは、時代や外部要因によって変化していくし、一時期の主流にしがみついて時間の変化に対応できないことと、自分の信念にしたがってやっていくことは違うと思います。鉄道模型もこれだけ拡がって裾野が広くなれば、その楽しみ方は際限なく増えていくので、自分の思うように楽しめばよいと思います。
奇妙に思うのは、日本の鉄道模型雑誌はある程度毛色の違いはありますが、総合誌ばかりで、一部の分野に特化したものが少数の増刊を除いては発行されないことです。欧米のような一部の分野に特化した模型雑誌が出ないのは自分が主流派から離れるのが不安、あるいは同調圧力の強い日本人の特性が関係しているのでしょうか?

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