2022年07月20日

EMDの機関車群 4

SD40-2 これらはSD40-2である。同じくCentral Locomotive Worksの製品であったが、時期が異なる。
 左は1989年に新発売の時、製作者のBob Smith氏から直接買ったキットである。東部に行った時、手渡ししてもらった。CLWにしては薄い板で驚いた。このショート・フッドはsnootという、犬の鼻のような長いものだ。それを注文した。 

 右はその20年後にebay で見つけたジャンクである。かなり構成が異なるので驚いた。全く別物である。元の厚板に、戻っていた。このジャンクは素晴らしい出来である。アメリカ人が作ったもので、ここまで素晴らしいものはまず見ない。全てに神経が行き届き、ハンダ付けは完璧である。塗り分けを考えて、上下をうまく分割し、それが組まれたときには、一体になるよう、組み合わせ部分に特別な工夫がしてある。
 もう一つ不思議なことに、モータはドイツ製のコアレスで、ベルトドライヴになっていて、それが極めてストレスなく動くユニヴァーサル・ジョイントの位相も正しい。また、全てのネジがメートルネジであった。アメリカでメートルネジを使っている人がいるのだろうか。 
            
 ハンダ付けは、ロジン(松ヤニ)をフラックスとして使っているところが、我々とは異なる。ロジンがこびりついているので、リモネンで洗って溶かした。 

コメント一覧

1. Posted by ハンダ付け   2022年07月20日 10:43
我々が、普段使うハンダペーストと、この記事のロジンはどこが違うのですか。
2. Posted by dda40x   2022年07月20日 11:30
 ロジンは松脂です。熱分解で各種の有機酸を生み出し、それが金属の酸化皮膜を溶かします。残渣はさほど問題にならない程度ですから、洗う必要もないほどです。
 有機酸は、コハク酸、クエン酸などがよく効きます。日本では古来、梅酢を使っていたと文献にはあります。
 この模型の内側には大量のロジンがこびりついていましたが、さびは全くありませんでした。

 いわゆるペーストには2種あり、ロジン系のものと塩化亜鉛系があります。前者はべとつくのさえ気にならなければ、洗う必要はないです。後者は洗わねばなりません。水では落ちにくいので、熱湯で洗い、洗剤を付けてこする必要があります。

 
3. Posted by YUNO   2022年07月21日 01:43
電気配線に使うヤニ入りハンダのヤニも松脂の一種でしょうか。
私はプリント基板などに付着した茶色のヤニは高純度のエタノールで洗っています。酸洗いは残留物が怖いです。
4. Posted by dda40x   2022年07月21日 09:38
 ヤニは松脂を使っていた名残の名前です。それに何らかの添加剤(おそらく有機酸)を足しています。
 エタノールでも溶けますが、リモネンのほうがずっとよく溶けます。分子構造が似ているというよりも、構成単位が同じですから。

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