2022年06月14日

Double Diesels

 最近はHOギヤの話ばかりで、模型工作を、少しくらいはしているのか?という質問があった。
 
 答は、「している」である。自宅の地下室の整理で見つかった古い 8軸 diesel electric の機関車群を一気に完成に持ち込むつもりだ。すべてを動力化する必要もなさそうだが、できる限り装着するつもりだ。

doublee diesels (3) DD35のDDは、Double Dieselの略語だ。2500馬力のエンジンを、2台積んだブースタ機関車で、キャブ(運転台)はない。この原型のGP35をキャブ・ユニットとして前後に置き、DD35を2輌、間に挟んだ合計15000馬力の4重連機関車群であった。
 当時、筆者はUP沿線に住んでいたので、その必要性はよく分かった。出力が1750馬力のGP9を9輛もつないだ編成をよく見た。中には調子の悪いのも入っているから、蒸気機関車のような黒煙を出して、悲惨な状態であった。

 この写真の左はカツミ製の完成品(1987年)、中は45年前にスクラッチから作ったもの、右は最近作り始めたものである。厚い板から作っているので、とても重い。ハンダはたっぷり付けてあるから、多少のことでは壊れない。ウェイト無しで、3 kg弱もある。妻板のグラブアイアン(ハシゴを形成するつかみ棒)は無いものが多いことがわかった。ヘッドライトの位置も変化が多い(そもそもヘッドライトは必要性があるのだろうか)。

 上廻りも 1 mm以上の厚さの板から作っている。ロストワックスパーツは、Bill Melis氏 のところで作ったものである。一部は原型を作って、Dennisのところで作った。
 炭素棒がないとハンダ付けができなかったから、重い焼きゴテで付けた部分もある。また、ガスバーナで少し焙って、100 Wのコテで付けたところもある。少し温めて、100℃くらいにしておくだけで、ずいぶんと楽にハンダを沁み込ませることができた。
 DD35は、4輌ある。

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