2022年05月13日

続々 作用・反作用

吊掛式 吊掛け式は、このようなものである。モータの反トルクは内部で解決し、外には現れて来ない。すなわち、この方式では、吊掛けアームはモータのトルクでねじれない程度の剛性を持たねばならない。モータのトルクは知れているから、適度な厚さがあれば十分だが、減速後のトルクは大きいので、その反トルクで長手方向が折れない程度の強度は必要だ

 さて、動輪の回転による反トルクはどこに来るだろう。それはこの吊掛けアームの最後端である。主台枠には1点で接するようにするのが理想的だが、実際には難しい。ゴムブッシュなどで緩やかに留めると、動輪が片足持ち上げたときに、不都合がない。

 このとき、モータ軸とウォームギヤ軸をゴムジョイントで結ぶ人が多い。このとき、全く問題が起こらないのは、極めて稀なことらしい。ゴムへの差し込み具合とか、わずかな軸ズレ、ゴムチューブ自身の曲がり等があるから、調整は極めて難しく、静かに走らせることはとても難しい。

 だからこそ、その全てを一挙に解決する六角ジョイントが有効なのだ。

 実例を見てみよう。I 田氏の作例を参考にさせて戴く許可を得た。
P1100544 この例は、理屈通り剛性を高めた構造である。途中は六角ジョイントで結んでいる。このジョイントに出会う前は、かなり調整に苦労されたようだ。このように述べられて、性能向上を実感されている。

 シャフトの伸直性確保・偏心の解消など、ゴムジョイントの調整に苦労したD52の換装とは違って、モーターを付けたままでの逆駆動も簡単に実現。

 
この図も1976年のNMRAの会報から切り出して編集している。

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