2021年12月02日

伊藤 剛氏の瀬戸電を見る

Setoden by Go Ito 剛氏の瀬戸電の記事を書いてから、現物を収容している容器の蓋を開けた。
 例によって、電車の出し方、その他の細かい注意がわかりやすく書いてある。剛氏はご自分の作った模型が最低100年以上は鑑賞に耐え、機能することを願っていた。

 したがって、原則として非晶性プラスティックは使っていない。ブラス、ステンレス、洋白、銅、ハンダ、木材、POM樹脂製の歯車、ガラス、エポキシ樹脂しか使わなかったのだ。

 40年ほど前のNMRCの会報に模型の寿命の話が載っている。その記事を出される前に、筆者に打診があった。どのような材料が永持ちするか、いわゆるプラスティック(非晶性のものを指す)はどうして駄目なのか、を説明して差し上げた。

 プラスティック製品がだめになっていくのは当然ではあるが、明確な説明を聞いたのはそれが初めてだったそうで、納得されたようであった。

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