2021年11月06日

六角ジョイント

 前回の短いユニヴァーサル・ジョイントは、この六角ジョイントを使う予定だった。長さが20 mmと短いが、心ずれ、伸縮に対応する。これも完全に対称に使えば等速になるが、そうでなくても、模型では全く問題ないだろう。

 HO用がないので誰も使わないのは問題だ、と感じ、3Dプリントで作っている。来週には出来てくるだろう。構造は単純で、中央に薄い隔壁がある。
hexagonal joint 軸の太さは自由だが、先端にM1.4のナットがはまるようにする。ナットをはめて、ハンダ付けしてから旋盤で角を取り、ジョイントが多少傾いてもひっかからないようにする。要するに、ジョイントの中は、M1.4ナットの対辺 3 mmがはまる六角穴である。中にはKadeeの軟らかいバネを、前後に一つずつ入れることを推奨する。要するにジョイントを浮動させるわけだ。
 この試作品では、表面に粉をふいた状態だが、内部は焼結されていて十分堅い。 

 KKCの先達のNZ氏がこれと同様のものを作っているのを確認したが、金属製であり、給油が必要である。また材料も六角のボックスレンチの先を切り落とすなどして調達する必要があり、少々面倒であった。
 
 今回の部品はナイロン製であり、HO用は必要に応じて供給するつもりだ。安くて、機能的である。これを使えば、動作の怪しいシリコーン・チューブを使わなくて済むはずだ。しかし、これを採用すると反トルク承けが必要になることを、強調せねば、無数のトラブルが生じうることは承知している。それが模型界を進歩させるきっかけになるはずだ。シリコーン・チューブでトルクを承けている例を、よく見る。間違いであるが、それなりに走るので、見逃されているのだ。

 おそらくこのジョイントは、KKCからの発売になるだろう。


コメント一覧

3. Posted by ゆうえんこうじ   2021年11月09日 11:35
ジョイントでマレーの前後台車をつないだり、電関で車体側にモーターをつけて台車を曲線で振らせるような、上下左右二平面で角度の一定しない場合トルクチューブなどのトルク受けはどのような形態で作ればよいのでしょうか?
4. Posted by dda40x   2021年11月10日 09:49
マレーなどの場合、前部エンジンには十分な荷重がかかっていれば反トルクは小さく問題ないでしょう。
いわゆる電関の場合も同様です。疑似4点支持ですから、転ぶことはないものと思われます。転ぶとすれば、それは伝達効率が極端に低く、ギヤボックス内部の抵抗が大きいからでしょう。それは別の意味で大問題です。

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