2021年10月05日

続 余分のハンダを取る

 先回の記事は反響が大きかった。様々な人から連絡を戴いた。TMSを長く読んでいる人も、その記事に記憶がないそうだ。

 さて、他の皆さんはどのようにして、ロストワックス鋳物からハンダを取っているのであろうか。昔、腕自慢の方が、「ハンダを細いキサゲで全部掘り出す」と言っていたのを思い出す。これは掘り出したつもりでも100%ではない。100%以上削ってしまうこともあるだろう。

 筆者がよくやっていたのは、
ガスで炙って、熱いのを振り回す。それだけでは足らないので、ヤットコを何かに当てて急停止させ、大きな加速度を与える。そうすると、ほとんどのハンダは飛んでいく。

フラックスを塗った平編み線を当てる。ハンダは平編み線の方に吸い出される。,汎嬰以下の取れ方である。

ガスで炙ってから、圧搾空気をガンで当てる。これはほぼ100%である。もちろん、表面の金属に沁み込んだものは取れないし、取る必要もない。合金になっているので、これを取るわけには行かない。取れば上記の100%以上の人と同じことになる。

 ハンダめっきされた状態は悪いことではない。ブラスの色が見えないと嫌だと言う方には、それはご自由に、と言うしかない。

 ハンダ付けは十分な量のハンダを使って付け、余分をコテを当てて取るというのが一番理想的である。ハンダは外から見えても良いのだ。むしろ見えていないと安心できない。

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