2021年08月08日

レーザによる切り抜き

What is this? 先回のお答がまだ少ないので、少し時間稼ぎのネタである。これは何だろう。大きさは100mm角より少し小さい。
 ステンレスで作ったから、ハンダ付けは容易である。熱が逃げないから、小さなコテで、よく付く。ハシゴなども作った。各種のハンダを使ってみた。やはりスズ63%のハンダに限る。これは液と固体の2つの相しか持たないから、一瞬で融け、コテを離すと固まる。また、液状のときの粘りはほとんど感じられない。隙間にするりと沁み込んでいくので、後で削る必要もほとんど感じない。この写真では60%のハンダを使った部分も写っているので、ハンダが盛り上がっているところもある。

field magnet 最近は、レーザ屋さんは忙しいらしく、少々待たされた。他にも色々なものを作ってもらった。厚いものでも平気で抜けると力説するが、さすがに38 mmの鉄心を一発で抜くことは出来ない。19 mmを2枚ということを考えたが、ネジ穴はあけられないらしい。厚さの半分くらいの穴なら、あくそうだ。仕方がないから、9.5 ✕ 4 = 38 とした。これはLobaughの調子の良さそうなモータの界磁鉄心である。このモータは550 g もある。界磁をネオジム磁石の強力なものにしてどうなるかをテストしたい。界磁磁石が強すぎるということも考えられる。電機子の電磁石など無視して磁力線が通過すると、アウトだ。どうなるだろう。
 Φ4.1 とΦ3.2の孔をあけたが、中に融けた鉄のかけらがあるので、ボルトが通らない。ドリルで貫通させておいた。周辺も微妙にカエリが出ていたりするので、ベルト・サンダで落とした。
 エポキシ接着剤で、4枚を貼り付けて組むことにする。 

コメント一覧

1. Posted by railtruck   2021年08月08日 08:49
ヤードの照明塔ですか?
4. Posted by にゃんこのおひげ   2021年08月10日 21:03
38mmくらいの厚さならレーザーよりワイヤーカットで切るほうが精度良く切れると思いますが
5. Posted by dda40x   2021年08月10日 21:25
 確かにそうなのですが、高価です。
 今回の実験は極めて荒っぽいので、そこまで考える必要がありません。 希土類磁石が強過ぎて、多分回転しにくいと思います。磁束を一部シャントして、”弱め界磁”にしないと廻らないでしょう。効率も考えていません。良くないことは自明ですから。
 本物の電車のモータには、界磁が鉄塊のもあります。直流電磁石ですから、あまり損失は無いのでしょう。

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