2021年05月06日

続 C62

C6229C6229 (1) この機関車をK氏宅で棚から降ろす時、左手首を捻挫しそうになった。それほど重いのである。
 一瞬目を疑うような状態だ。ここまで重くしないと、12輌牽けなかったのだ。この機関車のボイラ内は全て鉛で埋め尽くされているのは当然であるが、シリンダブロック、主台枠下も全て鉛の塊を後付けしている。横から見えているが、なりふり構わず、補重しているのだ。機関車だけで6 kg以上ある。 
 

 当時の客車の車輪は Φ3 のブラス製ジャーナルで、ブラス製軸箱である。いくら注油しても摩擦は大きい。せめて鋼製の Φ2 にしていれば、かなり違ったであろう。そのころ、メルクリンでは熱処理した鋼製のΦ1 を使っていた。それを使えば、ずいぶん違った走りを示したに違いない。

 このC62のロッド、クランクピンは、外れそうになるくらい磨り減っている。また、軸はガタガタで、すでに限界に来ている。タイヤを含めて動輪はブラス製であるから、かなり磨り減って、フランジは薄くなり、また相対的に高くなってしまっている。

 下廻りは全て新製する。部品は揃えた。主台枠を作り直すのにレーザを使うか、切削で作るかは悩むところだ。主台枠を一体で3Dプリントする、というアイデアも来ている。可能な範囲にあるそうだ。
 動輪は鋼製タイヤの高級品があるから、気楽な工作である。

C6229 (2) 前方の連結器はダイキャスト製であったが、座もろとも粉になっていた。取付穴に合うように板金工作して、仮の連結器を付けた。いずれエンドビームごと更新されるので、まじめに作ってはいない。 
 
 このOゲージの機関車は走行を目的とし、余り細かく飾り付けないようにするが、走行性能は最高にする。サウンドと煙が出れば文句あるまい。  

コメント一覧

1. Posted by 猫   2021年05月07日 15:55
Oゲージのサイズともなると、微妙な板の波打ちもむしろ実感的に見えますね
2. Posted by MM   2021年05月09日 17:13
このウェイトには驚きます。確かに目を疑うような工作です。ざっと計算すると、この文鎮とシリンダーブロック内だけで3kgはあります。車軸もロッドもすり減るのは、当然ですね。これにボールベアリングが使ってあれば、素晴らしかったでしょうね。 
3. Posted by dda40x   2021年05月12日 20:55
>1 実際に見るとそうでもないのですが、走行を見せるモデルですからあまり拘らないことにします。
>2 客車の台車の軸が太く、しかもブラスの軸でしたから、摩擦が大きく、機関車の牽引力が不足しました。牽引力を稼ぐには軸重を増す以外になかったわけで、こんな凄まじい形になりました。稲葉氏が健在ならば、現在の0.3%で転がる車輛を見てなんと言うでしょうね。
仰るように、軸にボールベアリングが使ってあれば、こんなひどい状態にはならなかったでしょう。モータの性能が今ひとつという点もあります。5 Vで1.5 A流さないと起動しません。今なら単3電池1本で起動しますから、その差には驚きます。

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