2021年04月04日

言葉狩り

 数日前の記事に”バカ孔”という言葉を使った。最近は言葉狩りが厳しく、こんな不適切な言葉を使うな、と言う意見も来る。例の肺炎騒ぎもそうだ。国名に関連する言葉を使うなと言ってくる。”日本脳炎”、”スペイン風邪” は禁止用語になるべきなのだろうか。

 この種の職人が使う言葉には、メクラ孔とか、見かけ上差別用語がたくさん含まれている。この種の例はいくらでもある。ここに列挙することは簡単であるが、またまた「怪しからん」の集中砲火を浴びることになるだろう。
 この記事は面白い。他にもたくさんあるので、参照されたい。

 反発するのも面倒だ。こんなことを書いて来る人は少数なのだが、その種の人たちは絶対に調子を緩めないから疲れてしまう。書くと気分が良くなるのだろう。自分は良いことをしているという高揚感を味わっているのかもしれない。

 この種の言葉は、その職域の人たちの長く続いた文化を背負っている。くだらないことを言うべきではないのだ。 
  
 アメリカでは一時期 Political Correctness の嵐が吹き荒れた。今は少し下火に向かいつつあるような気がする。筆者の友人たちが怒っていたのを覚えている。
「”Blinds”って言ったら、いけないんだってさ。何て言えばいいんだろうね。」
「”Shade”っていうのは、ちょっと違うよね。平行な薄板を同時に向きを変えて、向こうが見えにくくする窓用の装置ってのはどうだい?」
「そんなこと、言ってられるか!○○○○。」
 最後の言葉はここには書けない言葉である。 

 ここでは当然複数形だ。ブラインドの羽根は沢山あるからだ。 

コメント一覧

1. Posted by とやま   2021年04月04日 21:08
就職して最初に機械的な図面描きを始めた時、そういった言葉や使うのを自然に教わりました。意味は分かるので、何とも思いませんでした。
平成になってまもなく差別用語に該当する事になり、図面名称はふさぎ板にするとかになりました。既に図面描きから離れていたので経緯はわかりませんが、適用は新規の図面などで、過去の図面や資料まで遡っての訂正はしていません。
会話の中ではバカ穴は今でも言ってますが。
2. Posted by DS   2021年04月06日 00:09
この調子だと「ネジがバカになる。」と言うと指弾されるのでしょうかね。
近年、気がつけば「馬鹿避け」を「ポカヨケ」と表記している場面を見る機会が増えました。
かつては常用されていた言葉が、新しい常識とやらに追いやられていくようです。
この記事と同じような事を考えていました。
3. Posted by dda40x   2021年04月06日 09:06
 先日、鉄工所との電話で、「コレットはバカだよ。間違えないでね。」と大きな声で話していたら、近くの人が不思議そうな顔をしていました。
 この種の言葉は長い年月の間使われてきました。差別だと言う方が差別しているような気がしますね。
 「〜の不自由な方」という言い回しがあります。しばらく前に、「顔の不自由な人、頭の不自由な人」などと言って笑いを取っていた芸人がいました。これこそが差別的表現です。
4. Posted by sktrokaru   2021年04月06日 09:48
最近はフールプルーフもダメでエラープルーフというようになってきたとどこかで聞きました。そのうち雄ネジ雌ネジも槍玉に挙げられるようになるかもしれませんね。
5. Posted by 猫   2021年04月07日 02:06
言葉は悪くありません。それを悪く使う人がいけないのです。
それなのに、悪く使う人がいるから使えなくしてしまおう、というのはあまりに粗野で乱暴です。いずれ一言も発せなくなってしまうかもしれません。
言葉だけの問題ではありませんね。
6. Posted by YUNO   2021年04月07日 18:13
言葉狩りから捕鯨まで、何かを禁止させる活動をしている団体の多くは、寄付金を集めるために作られているそうです。
つまりは金儲けが第一の目的で、理念などもすべて後付けにすぎず、禁止させたい対象物は別に何でもいいのです。目をつけられた相手にとっては災難でしかありません。
うっかり募金もできない、困った世の中になったものです。

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