2021年03月25日

ER collet

 旋盤でいつも心を出して掴もうと思うと、コレットで掴むしかない。コレットは各種あるが、特定の径の物しか掴めないので各種の径の物を多数持たねばならない。
 ERコレットはいわゆる spring collet であり、多少の誤差があっても平均して収縮するので、1 mm程度のピッチで揃えていれば、いかなる径の物でも掴むことができることになる。この8度、30度のテーパによって平均的に縮みながらワークを把持する。パイプも潰さず掴めるところが有難い。

 模型人が使う頻度の高い軸を掴むのなら、ER11(Φ7まで)、あるいはER25(Φ16まで)のセットを持っていると良いだろう。コレットはクランプナットに斜めに押し込まれると、内部の偏心した留め輪に引っ掛かり、抜けて来ない。これは卓抜したアイデアである。

 コレットの嵌め替え時に、探すのは時間の無駄であるし、無くす可能性もある。コレットは一覧できるようにすべきである。

collet turret for ER25collet holder  ER32 筆者はER25用のセットを回転するホルダに入れてある。大きなER32は、堅木で傾けて作ったホルダに入れ、取り出し易くしている。 

dda40x at 03:25コメント(3)工具 | 旋盤 この記事をクリップ!

コメント一覧

1. Posted by 工具大好き人間   2021年03月25日 16:38
このコレットホルダ―素敵ですね。
回転式も良いけど、堅木で作られたホルダーが素晴らしいです。オークですね。
亜麻仁油を塗って固めたのですか。
2. Posted by ゆうえんこうじ   2021年03月25日 23:09
ドームのようなロストワックの丸物も表面傷つけずにつかめるので、三爪チャックでつかむ時のように表面を養生する必要がないのは大きなメリットだと思います。
また小径の真鍮丸物を強くつかむと六角形に変形するのも、意外に使い途があります。
3. Posted by dda40x   2021年03月26日 09:28
そうです。オークの端材を取ってあったのが、ぴったりサイズでした。足を斜めに切って取り出し易くしました。
仕上げはオイルステインを十分沁み込ませて固め、ウレタンニスで仕上げました。こうすると油が沁み込みません。

>真鍮丸物を強くつかむと…
これは知りませんでした。もっとも6角になるのはヨーロッパ系のコレットですね。アメリカ系のものは8分割が多いのです。

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