2021年02月21日

テンダと台車を結合する

momentum unit 台車の上に床板を置いた。フライホィールも置くと、こんな具合だ。質量を積算すると、2.3 kgである。予定より軽くなったので助かった。許容最大加速度(テンダを引張った時、車輪がスリップし始める加速度の限界値)の計算をした。ちょうど良い値だ。

how to fix trucks  (2) センタ・ピンは床板を貫通して上に出るようにする。写真に見える大きな穴(Φ10)にぴったり嵌まる丸棒を旋削し、台車上蓋に銀ハンダで留める。牽引力はその丸棒で受け持つ。ロウ付けではなく、銀ハンダで十分だ。フライスで追加工しても、はがれることはない。ブラスの色が見えている面は摺動面である。塗装せず、モリブデングリスを塗布する予定である。
 軸を太くしたのは、いつも大きな力が掛かるので、細いピンでは穴がガタガタになってしまうからである。
 
 台車センタピンが、車軸よりかなり高い位置に来ている。何も工夫しないと、牽引力が掛かった時に軸重移動が起き易い。すべてウォーム軸でつながっているから、引張力の総和は変化しないのだが、軸重移動を少しでも減らすために前後に長い面で接触させている。軸重移動は脱線の原因の一つだ。
 軸バネはよく効いている。重い車輛はバネが作動する様子が良くわかる。底衝きがあると衝撃でボールベアリングが傷む。これは当然のことなのだが、ボールベアリングが壊れるということを信じない人が居る。こんな重いものが、ある程度の速度で走っていれば、フログや、高さの微妙に異なるレイルの継ぎ目でゴンと当たれば、たちまち異音を発するようになる。
 作動範囲で浮いていることが大事だ。 


コメント一覧

1. Posted by mm   2021年02月21日 10:59
バネが効いているのですね。HO以下の模型でテンダ台車の軸箱が可動のものは稀ですから、想像がつかない人は多いと思います。
以前見たOスケールの機関車の従台車の軸箱も可動でした。重いものが走るのですから、動かないとまずいでしょうね。 
2. Posted by dda40x   2021年02月21日 21:09
 軸重が500 g重近くありますから、バネなしでは壊れてしまいます。固く深いバネを入れています。ペデスタルには塗装後グリスを塗って、ダンパ代わりにします。
 バネ無しイコライザが最高だと思っている人がかなり居るように思います。軽い車輛なら良いのですが、重いとたちまち壊れてしまいます。おそらくそういう条件では走らせていないのでしょう。
3. Posted by パノラマカ−   2021年02月22日 12:47
>軸バネはよく効いている。重い車輛はバネが作動する様子が良くわかる。

このバネのセッティングは難しいのか、ちまたでは縮んだ状態、あるいは伸び切って軸箱がペデスタルから飛び出す様なのが多いのです。前者は結構細密モデルを造る方、後者は鉄道模型メーカーに多いです。
全く緩衝装置をどう考えているのか。そんなことは考えずにカッコだけですね。
他ではおろそかにされていることですが、バネのセッティングとその目的がここで表されていて、ほっとしました。
まあ、HO以下では余り考えないことですが、O、OJではよく考えてほしいですね。

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