2021年02月17日

センタピンの無い機構

 この機関車も、テンダのセンタピン位置にドライヴシャフトが通るのでセンタピンが置けない。すなわち、台車の回転は何らかの疑似回転運動をさせる方法(仮想心皿方式)を採ることを考えた。今回は単純に回転するだけなので、面倒な計算はいらない。リンクを付けて前後の位置だけ保持し、左右への振れ止めがあればよい。リンクを快削ブラス板から切り出した。

linkage こんなことを考える人はまずいないだろうと思っていたが、友人から坂本 衛氏が凸型電気機関車に採用していたという情報があった。条件が限られれば、誰しも行きつくところは同じである。これは「鉄道模型工作手帳」という本にあったそうだ。コピィを送って来た。筆者が作りかけたものと全く同じ配置であったのには驚いた。これを見て、やる気が失せ、別方法を探ることにした。誰もやってなければ作ってみたが、すでにあるなら冒険するまでのことはない。

 実を言うと、作り始めて分かったが、この方法では台車はかなり不安定だ。台車は一つ 350gもある。持ち方によっては、リンクが曲がって壊れる可能性があった。それを外れて来ないようにうまく支えるのは意外と難しいし、さらにリンクの邪魔をしないように作らねばならず、かなりの工夫が必要だ。
 熟慮の結果、より堅固な方式を採用することにした。

 あとは時間があるときに作れば、70時間でできるという計算だ。今その時間がない。信号機の工事に時間を掛け過ぎてしまった。まだやることはかなりある。


コメント一覧

1. Posted by 愛読者   2021年02月17日 08:17
確かにこの場合は外れ止めをどうするかはむずかしいですね。前回の4-8-4の時は爪一本で重心を支えられるので簡単でしたが、今回は前後に二本付けねばなりません。”冒険をする必要はない”というのは納得しました。
3. Posted by dda40x   2021年02月18日 09:45
 外れ留めの爪は一つにできますが、台車のを左右動を抑え込むのは難しいですね。線路上に載っているだけなら良いのですが、模型はわしづかみにして持ち上げます。その時台車がぴたりと床板に吸い付いていて、なおかつ回転の自由度が確保され、多少の傾きが許されねばなりません。
 これは、従前のコイルバネを介してネジで留める方法にはとても敵いません。

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