2021年01月20日

自動信号機の設置工事

 信号機の工事をしている。この工事は、博物館レイアウトの最も手間がかかる部分である。信号機の部品を作るのに3箇月を要し、信号橋の中の細かい配線だけでも3週間かかった。センサの取り付け、調整をしてから、論理モヂュール周りの配線準備をした。複数の手でやれば、かなり省力化できるが、一人では難しい。
 この種の仕事に比べると、車輛工作は手離れが良く簡単である。

signal modules 論理モヂュールの設計製作は、電子工学のエキスパートのNS氏にお願いした。素晴らしい動作を見せてくれる。

 細かい配線を一人で進め、残りの大規模な配線を助っ人を頼んで複数人でやるという方法で進めている。年末にNG氏とF氏が駆け付けてくれて、上り線だけの工事を終えた。下り線は今月中に施工予定である。 配線よりも、事前の準備の方が大変である。信号橋の中を、目立たないようにたくさんの線を通さねばならない。観客側からは殆ど見えないようにしたいので、気を遣う。

sensors at signalbridge 赤外光の送受装置の間を列車が通ると感知される。光には暗号がかけてあるから、混信は起こらない。
 信号機周りの線は細い。床下に付けたモジュールにつないでも断線しないように、熱収縮チューブで保護しなければならない。モジュールは計8台あり、普段は畳んで見えないようになっている。点検時はパタンと降りてきて、パイロットランプを確認できる。格納時には、手を触れられない形になる。

 配線はかなり複雑だ。NG氏がうまく配線を整理して下さったので、ターミナルは8端子で済んだ。当初、あと2端子増設するつもりであったから大助かりだ。 LANケーブルは8心であるが6本だけを使う。
 
 一応結線は完了したが、一つの信号が赤で固まって動かない。トラブル・シューティングには5日ほど掛かった。動作を表にして、電圧変化を追いかけ、故障個所を特定できた。なんとLANケーブルの断線であった。細いところを無理に通して引張ったので、角スタッドの鋭利な角で切り裂かれたのだ。外のシースが裂けていた。ハイテクであっても、最も基礎の部分をおろそかにした報いである。
 新しく電線を張り直した。今度は、別経路でゆったりと通した。


コメント一覧

1. Posted by 江戸っ子   2021年01月20日 10:49
限られたアングルですが、線路のカーブが息を吞むほど美しいのが印象的です。
レイアウト全ての素晴らしさが伝わってくるようです。
2. Posted by KM   2021年01月20日 18:06
線路の曲線が美しいのはこの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=rTysE_jbjn4
信号橋の位置が少し変わったのかな。
3. Posted by dda40x   2021年01月21日 10:35
 レイアウトの構成は、私が考えましたが、配置などは土屋氏によるところ大です。さらさらとスケッチを描いてくれました。それを現場の寸法と照らし合わせて作図してくれたのは、northerns484氏です。コズメティック・カーヴを作って戴きました。鉄板製の定規をレーザで抜いて、それをはめて固定しましたから、図面どおりです。現代のディジタル機器を駆使した工法です。
 曲線の美しさをお褒め戴き、ありがとうございます。
 閉塞区間を5から4に減らしましたので、信号機の位置はかなりずれました。

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