2020年12月17日

またまた天秤棒…

 できれば触れるのを避けたかったのだが、コメントでぐさりと刺されてしまったので触れない訳にはいかなくなった。その通りである。コメント主は鋭い方だ。

 例の天秤棒ナントカはイコライザではないのである。この台車は弾性のある材料でできているので、かなり自由に捻られる。ただしボルスタが撓んだりしないように設計してある。

 奇しくも、筆者の愛車の前輪スタビライザ・リンクが傷んで、異音がし始めたところである。交換せねばならない。試しに右前輪だけを、整備用の斜面を登らせ、最大限持ち上げてバネを底衝きさせてみると、スタビライザは限界まで捻られた。その時、タイヤに掛かる力は右前と左後が極大値に達し、残りの2輪の輪重はかなり減る。これを「イコライズされている」と言う訳にはいかないのは、当然だ。スタビライザが無いと、左前のタイヤにはほとんど力が、掛からなくなるはずだが、それを多少緩和しているに過ぎない。

 この試作台車の一輪の下に何かを挟んで、センタピンに錘を載せると、同じようなことになる。ボルスタのセンタピンは僅かに傾く。もっとも、線路の不整は極めて小さい量なので、輪重変化は少なく、ほとんど同一であろう。その範囲ではイコライザと言っても良いのかもしれないが、それは単なる言葉遊びである。

 この件については解決済みであるが、いまだにくすぶっている人も居るようだ。要は定義域の問題で、身勝手な定義を振り回しているということだろう。


コメント一覧

1. Posted by ゆうえん・こうじ   2020年12月17日 23:41
定義域を曖昧にして、安心するというのは日本人の文化的特性のように思います。○○病ではないのに、○○症候群と診断された方が安心という人は多いですよ。厳密な定義域からは外れていても、曖昧に何らかの名前がついて、それらしくグループ分類分けされて格好がつけばそれでよいということのようです。
2. Posted by Tavata   2020年12月18日 12:32
いわゆる「90度捻り天秤棒」、つまりピッチ・トーションバー等角逆捻りです。実物のイコライザ台車と等価ですね。
つまり、ボギー車でバネ(捻り剛性)が十分に柔らかい時、捻りが小さい範囲では復元力が無視できて、イコライザと「見なせる」という解釈です。2軸車ではバネが柔らかすぎると安定しませんので、イコライザと解釈するのは難しいかもしれません。
前後の端梁をスプリットするだけで捻り剛性を小さくできるのがOゲージらしいです。実物のボルスタレス台車の中央2本のパイプ梁を彷彿させます。HO以下では、側梁をボルスタから分離して回転ピンにしないと堅すぎるでしょう。
3. Posted by dda40x   2020年12月19日 11:46
 天秤棒の件はいまだに尾を引きずっていて、意味不明な指摘を受けることがあります。要は自分の知っている領域に、他人を引きずり込みたいということのようですね。
 もう少し客観的に考える姿勢が無いと、説得は不可能で、放置してあります。サイエンティフィックではないのです。(このことに関しては稿を起したので、近日中に公開します)

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