2020年09月26日
Marnold Throttle
しばらく前に話題になったMarnoldの広告を見てみよう。
1954年1月号のModel Railroaderの広告である。この時期には頻繁に広告を出していて、いろいろなタイプがある。同時期の他社のパワーパックは貧弱で見劣りがする。もちろん外観の話である。このレヴァ方式のレオスタットは、かなり訴求力があったようだ。
握って動かすと、ざらざらした感触であまり高級感はないが、他社のツマミを廻す方式に比べるとなかなか良い。
こちらはWalthersのカタログである。様々なコンポ−ネントを組合せて、好きな形に出来る。配線は自分でやることになっているが、誰でもできたわけでもないだろう。おそらく、組立・配線も受注していたはずだ。あるいはその種の仕事を請け負う人もあちこちに居ただろう。このページのパネルの絵を切り抜いてどんなパネルにするか決めると書いてあるのだ。当時は既にゼロックスのコピィが普及していたので、本当に切り抜いた人は少ないと思う。
1970年代にはいくつかのレイアウトでこれを見たが、そのうちに急速に淘汰されてしまった。既に90年代には、筆者は見たことがない。動力のモータが低電流になると、レオスタットでは制御不能になってしまったからだろう。その後DCC が台頭して来ると、誰もがその存在を忘れてしまった。今ではその形以外、存在価値はなくなった。
しかし、このレヴァ式のスロットルはDCCの時代になってもやりたい人がいる。ディーゼル機関車のスロットルの形に似せてあるからだ。
トランジスタ・スロットルも発売していたようだが、価格は書いていない。見たところ、非常に簡単な回路のようだ。ブレーキの段数は少なく、無段階ではない。
1954年1月号のModel Railroaderの広告である。この時期には頻繁に広告を出していて、いろいろなタイプがある。同時期の他社のパワーパックは貧弱で見劣りがする。もちろん外観の話である。このレヴァ方式のレオスタットは、かなり訴求力があったようだ。
握って動かすと、ざらざらした感触であまり高級感はないが、他社のツマミを廻す方式に比べるとなかなか良い。
こちらはWalthersのカタログである。様々なコンポ−ネントを組合せて、好きな形に出来る。配線は自分でやることになっているが、誰でもできたわけでもないだろう。おそらく、組立・配線も受注していたはずだ。あるいはその種の仕事を請け負う人もあちこちに居ただろう。このページのパネルの絵を切り抜いてどんなパネルにするか決めると書いてあるのだ。当時は既にゼロックスのコピィが普及していたので、本当に切り抜いた人は少ないと思う。
1970年代にはいくつかのレイアウトでこれを見たが、そのうちに急速に淘汰されてしまった。既に90年代には、筆者は見たことがない。動力のモータが低電流になると、レオスタットでは制御不能になってしまったからだろう。その後DCC が台頭して来ると、誰もがその存在を忘れてしまった。今ではその形以外、存在価値はなくなった。
しかし、このレヴァ式のスロットルはDCCの時代になってもやりたい人がいる。ディーゼル機関車のスロットルの形に似せてあるからだ。
トランジスタ・スロットルも発売していたようだが、価格は書いていない。見たところ、非常に簡単な回路のようだ。ブレーキの段数は少なく、無段階ではない。