2020年06月18日

今野氏の記事

 6月11日の今野氏の記事を読んで、感じるところがある。HOは運転を楽しむべきで、”細密化が目的ではない”というところである。

 現実はその逆を行っているのではないか、という問いかけであると解釈した。どこに行っても細密化を実践した模型を見せられる。たいていは未塗装で、磨き上げたブラスの面が出ている。ハンダは見えない場合が大半だ。意地悪な目で見れば、部品をピンセットでつまんで持ち上げ、本体から外れなければ良し、であるが、そんなことをしたら叱られてしまう。
 最近の今野氏の記事にはハンダが見えるのが正しいと書いてある。その通りなのだが、現実にはそういう人は少ない。

 走りについては、よくわからない。エンドレスを無負荷で周回させておしまいだ。勾配線を持つクラブレイアウトは稀だから、重負荷での挙動は誰も分かりはしない。
 勾配線のあるレイアウトで、長い列車を牽いてポイントを渡る試験をするべきだ。あるいは1輌で貨車20輌分ほどの抵抗を作り出すブレーキ車を作るべきだ。どなたか、やらないだろうか。それほど難しい話ではない。
 また、長い列車を推進運転する時の性能向上も大きな課題であろう。

 今野氏のおっしゃる走行中心の模型は、いまやNゲージになったのだろうか。筆者はNゲージについての知識が皆無なので、見当もつかない。レイアウトを作っている人は、確かにHOよりずっと多いだろう。

 KKCの工作本の続編をどうするかは未定であるが、おそらく走行性能向上の話題が取り扱われるとみている。

コメント一覧

1. Posted by 一式陸攻   2020年06月18日 07:19
Nゲージも今では関心は細密化の方が大きいように見えます。
と言うよりはHO以上のサイズのようにユーザーサイドで動力に手を入れる余地がない結果、動力機構に一定のゴールが見えて来たためHOと同じ方向に向かっていったのではないかと思います。
メーカーの走りへの努力は凄まじいものがあり、近年では強引ながらも逆駆動できる蒸気機関車さえあります。
何日も走らせて、どのメーカーのギヤの減りが早かった、などと検証する方も見たことがあるので一部の方はその価値に気がついているのは確かです。
2. Posted by ゆうえん・こうじ   2020年06月18日 07:28
「1輌で貨車20輌分ほどの抵抗を作り出すブレーキ車」というのは興味があります。
とはいってもトレーラーに錘を積んだだけでは、平坦線では走行抵抗があまりないし・・。
どういった仕掛けなのでしょうか?
製作例や製品例があれば教えてください。
電車の電気ブレーキのように、車輪から逆回転可能なモーターに抵抗つなげば、可変抵抗車ができそうな気がしますのが、そういう模型の実例はあるのでしょうか?
3. Posted by sktrokaru   2020年06月18日 09:17
どのスケールの模型でも、実物のような走り、挙動を模倣表現するには、レイアウトの曲線半径も大きな問題になってくるのでは。実物換算で半径50m以下、ナローでは15m以下が普通だったりします。強力なモーターだとわかりにくいですが、Gスケールのライブ、HOn30の自作2軸機関車で急曲線の走行抵抗がいかに大きいかを実感しました。そのようなレイアウトでも、実物っぽい走り、挙動を楽しむには、特殊な模型演出的アプローチが必要な気がします。
4. Posted by 森井   2020年06月18日 09:40
長い列車で曲線通過時の挙動とかも調べたいのですが、適当な負荷装置と常時走らせる場所がない。
輪軸が回転しない錘を乗せた負荷装置を作りましたが、ほぼ直線専用なので、もっと良いアイデアがないかと思います。
5. Posted by たづ   2020年06月18日 17:11
>「1輌で貨車20輌分ほどの抵抗を作り出すブレーキ車」
構造としては思い当たるものがあります。
エアロバイクのそれです。何通りか構造はありますが、摩擦式は漕ぎ抵抗を摩擦ブレーキで得ています。
普通の自転車の駆動部に当たる部分に高摩擦抵抗のバンドが懸かっています。
この抵抗は可変で、ブレーキバンドの張力調整で行っているようです。
これを模型に適用の場合、3条ウォーム等で回転を拾った上で車内のフライホイールに伝え、このホイールに幅広のブレーキバンド(電車の方向幕のような巻取り機構で可変走行抵抗を得る)を懸けるのが一番単純な構造だと思います。
6. Posted by YUNO   2020年06月18日 18:06
実物の機関車は、走行する区間や貨物の量に合わせて作られるのが普通のやり方だと思います。これは模型でも同じでいいと思うのは私だけでしょうか。
自分の走らせたいレイアウトに勾配がほとんどなく、有効長も短ければ、重負荷に対応させる必要性をどこに見出せばよいのでしょうか。
7. Posted by Tavata   2020年06月18日 19:08
ハンダの滲み出た表面張力の半径まで気にするのであれば、表面に全くハンダが出ない様にしたいのはわかります。一方で走らせるための足まわりは1/1の世界の力学に縛られていますから、模型全体で考えるとハンダの滲みまで気にするのはナンセンスでしょう。また、同じく走りを気にするのであれば、ブレーキ車には20輌分の慣性を持たせたいと思うでしょう。そうなると結局は例のテンダーに発電ブレーキを付けたようなモノになると思います。

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