2020年06月10日

Alton Limited

 表題の列車について詳しい日本人には、椙山 満氏以外会ったことが無いが、アメリカの鉄道趣味人にとっては、重要な列車だったようである。

 ハーマン亡くなり、作りかけの客車を2輌引き取った。何の列車を作ろうとしていたのかが、なかなかわからなかった。最近ディカル1袋を彼のところから来た箱の中で発見したので、その鉄道の記事を本で探し出した。それはシカゴ - オルトン間を結ぶ特急の車輛の一部であったことが判明した。
 オルトン・リミテッドはライオネルのベストセラーの客車セットであり、非常に有名である理由はそこにもある。ライオネルのセットは土屋氏の遺品の中にもあり、色調は正しいらしい。即ちその色を再現すれば、1編成が完成である。完成させて奥さんに写真を送る必要がある。見に来るかもしれない。

 オルトンはセント・ルイスのすぐ近くの都市である。ミシシッピ川に面した港町であった。当初はセント・ルイスに行こうと思うと、ここから渡し船に乗る必要があった。歴史のある街である。開通当時はアメリカ深南部(アラバマ、ミシシッピ、ルイジアナ州)に行くときは、ミシシッピ川を下るしかなく、そういう意味でも極めて重要な路線であったはずだ。 
 C&A シカゴ−オルトン鉄道は、後にGM&O  Gulf, Mobile and Ohio 鉄道の一部となった。Alton Limited は赤いパシフィックに牽かれた流麗な列車であった。GM&Oの機関車、列車はこのC&Aの色を受け継いでいた。

a trainAlton Limited 手持ちの車輛群の中から使えそうなものをピックアップし、軽整備をして並べてみた。この編成で行けそうである。後ろから4輌目と5輌目(カバ色の車輛の手前からの2輌)がハーマンから来た客車である。合造車の窓配置を修正してあるのが、決め手であった。
 機関車は、パシフィックを調達しなければならない。手持ちのパシの内、Erie のHeavy Pacificは、改造して塗り替えても惜しくないと考えている。もともとは事故車で、テンダは後家である。オルトンではこのヘヴィ・パシのコピィを使っていたそうだから、それでも良いだろう。
 ここでハーマンの夢の列車が走れば、供養となろう。

コメント一覧

2. Posted by うめまち   2020年06月20日 13:08
ハーマンさんが受賞された蒸気機関車を改めて確認し、ALTON LIMITEDを機関車から展望車まで丸々一編成作ろうとしていたのではないかと感じています。

3. Posted by dda40x   2020年06月20日 22:06
 その通りです。当初、機関車の機種が発表されていなかったため、分かりませんでした。彼の好きなイリノイ・セントラルを調べていたのです。その後ディカル・セットが見つかり、ピンと来ました。客車は窓の位置を少し変えて、似せています。展望車は自作するつもりだったのでしょう。
 今客車を仕上げていますが、それらしく見える程度にしています。

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