2020年04月01日

続 アメリカ製キット

 このキットは厚い板で出来ているから、持った時の堅さ、冷たさが気持ち良い。ただエッチングが甘いので、access door latch の形が面白くない。遠くから見れば同じなのだが、じっくり見た時にラッチを外すハンドルの形が見えると良い。

 これとは別に、20年ほど前に友人から買い受けたGP15のキットを点検していたら、エッチングが間違っている。どういうわけか、2段 + 裏から1段のエッチングのはずが2段目が裏からエッチしてあった。即ち、ドアラッチが無い、のっぺらぼうの側面になる。
 これは回収すべきだったのだろうが、製作者が入院し、そのまま還らぬ人になってしまった。だからそのままになったのだった。そのまま組むと、妙なものだ。このキットはCLWの製品ではあるが、エッチングを主体とする繊細な作りで、それ以前のロストワックス主体の物とは作風が異なる。韓国製の模型に対抗するために、改良したのだろう。

access door latch (2) このロストワックス部品を大量に入手してあった。ドアラッチである。必要量の10倍くらいもある。
 顔を出す部分は、2.5 x 5.5 mmである。フランジ部分の段差は、0.50 mmである。板に角穴をあけて裏からハンダ付けすればよいのだ。角ヤスリで丁寧にあけて、付けた。

 薄板ならそのまま、置いてハンダ付けして良い。上述の厚い板には裏から孔の周りをフライスで削って、厚みを減らした。これが大変な手間で、参ってしまった。削れば、ヤスる量は減るわけで、多少楽にはなる。1.02 mmを0.55 mmにするのだ。しかし、フライス仕事は手間がかかる。

access door latch (1) 出来たものはこんな具合だ。部品の周りにハンダがぐるりと、にじんで見えている。これがベストの状態だ。こういうハンダ付けをしたい。


solder ところで、ジャンク箱からこんなハンダが見つかった。多分アメリカ製だろう。直径は19 mmであった。3/4インチだ。
 柔らかく使い易い。刻み目があるので、長さを確認して切りやすい。置きハンダには便利だ。使った感じでは、スズ60%の鉛ハンダだろうと思った。


コメント一覧

1. Posted by Tavata   2020年04月01日 07:55
厚板への小さな部品取り付けは炭素棒で行ったのでしょうか?
当方も頂いた情報を元にトランスをオークションで購入し、小型の炭素棒ハンダ付け装置を作ったので、色々試しています。
それから、ロストワックスパーツを捨て板にハンダ付けし、パーツ側の段差をフライスで大きくするのはいかがでしょうか?
2. Posted by dda40x   2020年04月01日 08:16
 それも一部やりました。
 そうすると厚い板をヤスリで削らねばならず、仕事量が多くてとてもできそうもないことが分かりました。
 フライスで裏を削るのは、大まかな大きさに削れば良いのでそれほど難しくはありません。但し、板を締め付ける方法がかなり面倒です。簡単なジグも作りまして、70個ほどやりましたが、しばらくはやりたくないというのが本音です。
 このキットは素晴らしいのですが、この欠陥があって組み立てたのを、まず見たことがありません。2台分あるので何とかしたいと思っています。
 ハンダ付けは炭素棒です。フラックスを塗って押し付けて温めて、行き渡らせます。ハンダの小粒を置いて本加熱するとこんな具合で、完全に廻ります。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
Categories
  • ライブドアブログ