2020年03月24日

続 Texas からのメイル 

21027 二人の Mike は二人とも医師である。最初のMike Wは前立腺の専門医であったが退職し、模型三昧だ。広大なレイアウトを作っている。この人はストラクチュアをスクラッチビルドするのが好きで、今回はこの大きな橋をブラスで作っている。これは駅の前の広場、駐車場を載せている。
 ハンダ付けはすべてペーストを使っているそうだ。ブラスならそれで良い。塗装前に熱湯で洗って洗剤でこすり、完全に落とさねばならない。塩化亜鉛なら水で洗い落とせるのだが、中々言うことを聞かない。

 信号橋の写真を送ってやったらとても感心して、作るのにどれくらいかかるかと聞いてきた。2本作るのに1か月と答えると、速いという。その橋は2年掛かっているそうだ。ようやく完成する。
056 次は駅本屋だそうで、これは石造りだ。どうやって作るのか興味がある。ボール紙でモックアップを作ってある。
 リヴェットを2万本打ち出したそうである。しばらくは、もう打ちたくないそうだ。


 筆者のFEF4の動画は、「実に面白い。」と書いてきた。
「たとえこんなことを考えても、作る奴はいなかった。動きが面白いから素晴らしい。世界で一番よく走る機関車だ。MRに載せろ。」

 よく走るかどうかは、レイアウトを持っている人には切実な問題だ。走らない、あるいは走らせると壊れる機関車は許せないと感じるのだ。
 日本の模型人は、そこを考えて欲しい。ほとんどの模型人はレイアウトを持っていない。持っていても勾配がない。外見だけで評価する風潮がずっと続いている。

 鉄道模型は走るということが、非常に大きなウェイトを占めていることを確認したい。走ることを前提としていないものは、鉄道模型とは言い難い。
 static(静態)なものならもう少し写実的に作るべきだ。プラスティック・モデルはとても出来が良い。ここまでやるかと思うほどよくできている作品を雑誌で見る。出来るものなら、細密感はそのレヴェルまで行くべきだ。現在の鉄道模型の作品レヴェルは、造形という次元だけで考えるなら、中途半端である。 

コメント一覧

1. Posted by 愛読者   2020年03月25日 07:37
TMSコンペに入賞した某機関車は、フランジ高が0.3ミリでタイヤ厚が1.6ミリだったと知人から聞きました。走ればそれで良いのですがそうではなかったらしく、そんなものを入賞させるとはけしからんですよ。名取氏はそういうところが弱いのです。 
2. Posted by yardbird   2020年03月25日 13:08
きっと、この入賞作は移動可能なストラクチャーだったのでしょう。だから、走行に問題があっても善し、として入賞したのではないでしょうか。
3. Posted by dda40x   2020年03月28日 22:04
 なーるほど、そういうことですか。冗談でしょうが、その通りですね。
 皆さん走らせていないから、そういう模型が出てくるのでしょう。行ったことがありませんが、貸しレイアウトがあるそうですね。そこに適度な勾配と、よく整備された貨車30輌くらいがあれば、面白いと思います。勾配は15〜20‰くらいが適当です。列車全体が勾配上にあることが必要です。貨車の質量、摩擦はあらかじめ測定しておきます。
 電流計、電圧計、それとストップウォッチがあれば効率の計算もできるでしょう。もちろん線路には距離標が必要です。

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