2020年03月08日

続々 US Hobbies のギヤボックス

 どうしてこのようなギヤボックスを作る必要が出て来たか、というのは少し説明が要る。Ajin製のヘリカルギヤだけのギヤボックスが複数見つかり、それにはEMD E7の車輪(36インチ)がついていた。 1:1のギヤボックスだから、事前に減速ギヤで減速しないと走らせることができないわけだ。
 
 これがうまく行くかどうかは、使ってみないことにはわからないところがある。というのは、減速されて大きなトルクが台車に伝わる。すると、反作用で車体が反対方向に傾く可能性がある。輪重も一定にはならないかもしれないから、それは脱線を誘発するだろう。しかし既製品は曲がりなりにも走ったようなので、うまく行く可能性もある。
 理想論を言えば、前後の台車のひねられる方向を逆にするために、ウォームのネジを鏡像にすれば良い。当然モータは2個を逆方向に回転させることになる。しかし、コストが増大するから、そんな模型は見たことがない。むしろ台車ごとにモータを付けて、独立した状態にするのが確実である。

 過去に筆者が作ったものは、すべて台車内で3 : 23にしている。即ち、ドライヴシャフトで伝達するトルクは小さいから、車体が傾く心配はまずない。
 今回のギヤボックスはCLWのE7に取り付ける予定で、それは砲金で鋳造された前頭部を持ち、すこぶる重い。ということは大きなトルクで推進軸を廻しても、その反作用に耐えてくれる可能性が高い。

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2. Posted by 01175   2020年03月10日 02:47
ギアヘッド付きコアレスモーターで駆動する製品は1970年代後半あたりから出現していて、日本型でもモデルアニメートのC54がそうだったようです。アメリカ型でもTMSに良く広告が載っていた中村精密のSP AM-2などもそれです。手元には1979年製の天賞堂のGN S-1がありますが、1:13位のギアヘッド付きコアレスモーターで駆動しギアボックスでは1:2.3位の減速比です。コアレスモーターが並木の15ミリ径22ミリ長という小さく非力なものであるせいか大きな4-8-4が始動時に傾くといったことは無いようです。回転は非常にスムースですが、非力なので線路の凹凸に対しては不安定です。やや渋めですが動輪は押せば回ります。PFMはこれをcoasting driveと呼称していたようです。

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