2020年02月17日

続 FEF4 UP850

UP FEF4 finished (2)cab support キャブは新製である。オリジナルは、落として凹んでいたので捨てた。0.5 mm厚の板から作り直した。
 火室は大きくした。実物で 8 inch 延ばした。運転室内に余裕があるので室内方向に延ばし、キャブ前端は移動していない。FEF3は石炭焚きで登場した。今回は、そのストーカ部分のスペイスが浮いたのである。

 all-weather cab いわゆる密閉式キャブである。ナイアガラと寸法的には近いので、キャブ後端の絞りはそれに倣った。作図して、半径2800 mmと8番分岐で、当たらないことを確認した。ドアは解放状態と閉まった状態の2種とした。
FEF4 painted (2) 運転装置はぎっしり詰め込んである。DCC化するとキャブの照明が点くので、良く見えるようになる。ハシゴのデザインは、NPのZ8を参考にした。同時代のAlco製の機関車だ。下がすぼまっている。図面はA氏から提供戴いた。 
 屋根上の樋の形も、各種の機関車を参考にした。シンダ除けを付けてある。これも叩いて作ったものを取り付けたのだ。

 座席は4名 + 補助椅子2名とした。補助椅子は後ろの壁についていて、引き起こすタイプである。後ろの壁は全体が外れるようにした。そうしないとキャブ・インテリアが付けられない。

ts_90823_39hanging cab キャブは例によって後ろ下がりとした。本物のFEFは、新車時以外、すべてキャブが下がっている。ボイラ後端から突き出た三角の支えにキャブが載っている。落ちて行かないように、火室上部から伸びているボルト2本がキャブを引っ張っている。そのボルトは天井の裏にあって、ナットで締めて、持ち上げるようになっているが、キャブ全体が薄板なので、徐々に歪んでくる。そうするとキャブは後ろにぶら下がる感じである。これが水平に真っ直ぐだと全く実感味が無い。当鉄道のUPの機関車は、すべてぶら下がっているようにしてある。知らない人は「曲がっていますね」と言うが、苦労して下げているのだ。FEF4はキャブが長いので、三角板では間に合わず、角パイプで支えている。また、ハシゴ部には蹴込みがあって、後ろにスペイスが要る。だから三角板は付けにくい。

 後ろの妻板にはドアがある。そのドアは少しオフセットさせた。そうしないとテンダによじ登った時、手摺を掴めない。手摺りはオイルタンクの縁に付いているからだ。これも身長180 cm(模型で3.75 cm)の人形を置いてステップ等の位置の可否を調べた。

コメント一覧

1. Posted by Tavata   2020年02月29日 15:26
コメント用意していたのに送付忘れておりました。遅ばせながらお送りします。

シンダ除けも吊りボルトも日本型にはついていない装備ですね。
シンダ除けは空気流を屋根後端から剥離させる簡単な装備ですが、日本はデフだけで済ませてしまったようです。船のブリッジのウイングにも似たような板があり、負圧に乗員が巻き込まれないようになっています。比較的低速でも効果はあると思いますので、日本でも付けておけばよかったように思います。なお、デフの本家、ドイツ制式機のキャブにはシンダ除けがあります。
https://rail.lu/im/x2/IMG_4534.jpg
2. Posted by dda40x   2020年03月01日 21:34
 シンダ除けは屋根のみならず、キャブ側面後端にもついていることがあります。石炭焚きの時代ですが、FEF3についていました。へばりついている気流を剥がし取るだけのものですから、簡単なものです。部分的に切れているものもあります。

 確かに吊ボルトは、蒸機の時代の日本にはありませんでした。機械力のある国とそうではなかった国の違いですね。
3. Posted by 01175   2020年03月02日 17:46
国鉄のC59(C60も)はキャブ屋根後端に妻板が張り出していますが、これはシンダ除けの効果を期待したものなのではないでしょうか。同じ張り出しは古くはバイエルンのS2/6に見られます。
4. Posted by dda40x   2020年03月03日 00:14
>>3
C59の写真を見ました。確かに少し出ていますね。今まで気が付きませんでした。ご指摘感謝します。
島氏はアメリカで UPのFEF1を見ています。簡単な図面も手に入れたようです。 それを見てC59 を作ったので、採り入れたのではないかと思います。燃焼室やキャブの支え方も真似たようですから、ついでにシンダ除けも付けたのではないかと思います。
5. Posted by Tavata   2020年03月04日 23:27
>>4
C59見ました。確かに僅かに上に出っ張ってますね。
ただ、言われないと気付かない小ささなので、本当に気流を考えているのかは分かりません。私は溶接の耳(20mmくらい出っ張らせて凹角部分を溶接ビードで埋める)ではないかと推察します。下向き溶接で妻板を取り付けられること、凹角部分が盛り上がって水が入り込まず、さびにくいことなどが考えられます。

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