2019年12月25日

続 洋白材を削る

milling 3 横から見るとこんな形をしている。土台の 2.6 mm厚のブラス小片との対比で大きさがお分かりであろう。溝や穴は0.35 mm彫り込んである。


 removing soldering ハンダを外すとこんな形である。周りをヤスリで削って成型する。この種の仕事に使うヤスリはセイフ・エッジを持たねばならない。それがあれば、簡単に削れるし、失敗が無い。これの縁をさらに薄く削り、例の丸アンヴィルに載せて、ゴムハンマでぶん殴るとできあがりである。丸みが大切で、ここがうまく出来ていないと密着しない。

finished これが完成品である。ここまで来るのに2時間もかかった。これは蒸気機関車のボイラ・ジャケットに付けてあるステップである。飛び出している状態と、畳んだ状態があるのだ。出ているものは7個あった。畳んだものを用意してあると思っていたが、どうしても見つからない。板材を切って貼り、ごまかすつもりであったが、置いてみると不自然だ。結局彫り出すことにした。ロストワックス部品というものは高価であるが、自作するともっと高くつくという事例である。

steps 完成品を貼り付けるとこんな状態である。例によって、完全なハンダ付けがしてある。絶対に剥がれない。付着したハンダは吸い付けて、磨き砂で磨けば取れる。ちなみに黒いのは炭素棒の粉であるからすぐ取れる。吸い付けるというのは別項でいずれ紹介するが、毛細管現象を利用するものである。


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2. Posted by むすこたかなし   2019年12月25日 13:34
こんな感じですね、↓BigBoyですが。
https://fineartamerica.com/featured/union-pacific-big-boy-7-david-bearden.html
貴ブログの2007年01月04日にチャレンジャーのサイドビューが掲載されていますね。どれもステップが開いた状態ですが、ボイラー断熱のため蹴込みを深く出来ないのではと思いました。煙室部分は結構深い蹴込みが掘られているみたいですね。
http://dda40x.blog.jp/archives/50476315.html
3. Posted by dda40x   2019年12月25日 22:01
古い写真を探して戴いて、ありがとうございます。
ボイラの断熱材がありますから、深くはできないのですね。この手のアクセサリィはすべて缶胴から直接飛び出した足に付けられています。その足は細い物ですが、伝わってくる熱は大した量で、熱くて触れないそうです。夏は開けっぱなし、冬は節約のため閉めていたそうです。
 煙室は断熱がありませんから、最前部のステップは蹴込みが十分です。多分熱いから、ゴム靴が焦げるでしょう。ナンバボードの差し替えのために登るものです。

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