2019年11月10日

cantilevered signal bridge

cantilever signal bridge 門型の信号橋は作ったが、線路配置上、cantilever型の信号橋が必要となった。日本語では”カンチレバー”と書かれるが、この発音はなかなか難しい。キャンティリーヴァに近い。片持ち梁のことである。太字を強く発音する。
 この種の信号機はよく見るし、模型もふんだんにある。しかし満足のいく形の物は少ない。その話を northerns484 氏と話をしていたら、図面を描き起こしてくれることになった。
 上の部分は資料があるが、土台部分は写真も少なく、一体どうなっているのか見当もつかなかった。試しにいろいろな絵を描いてもらったが、しっくりこない。

cantilever signal bridge そうこうしているうちに、所蔵の本の中に本物の図面が載っているのを発見し、鮮明な1ページ大の写真を雑誌で見つけた。それで急速に話が進み、図面の完成を待って、2種類発注した。もう一種類も近日中に出来る。ミソはアンカ・ボルトの位置と、その周辺の構造である。フランジを二重にして、長いボルトを土台から飛び出させている。上と下の二段で締め込むから、締結力は強い。その模型構造は非常に巧妙に組まれたパズル的な構成で、すべての部品を差し込むと自然に目的の形になる。間違えると部品が入らないので、必ず正しい形になる。northerns484氏には改めて御礼申し上げる。

cantilever sssignal bridge (1)cantilever sssignal bridge (2) これらの写真は、ステンレスの切り抜き部品を全て組立てた状態で、これからガセットを作って貼り付ける。ハシゴの横木も、まだ付けていない。



 ガセットは小さく、数がそれほど多くもない。キャットウォークは金属製にするか、木製にするかで悩んでいる。木目のエッチング板もあるが綺麗過ぎるのだ。
 この1本は、観客からの鑑賞距離が近い位置に立てるので、皆さんがじっくり見る可能性がある。リヴェットはディカルで表現するものもあるので、それを貼り足してみよう。 

コメント一覧

1. Posted by northerns484   2019年11月11日 08:55
無事に組み上がったようでほっとしています。業者にデータを渡せばそのままカットされるのはよいのですが、その分提供するデータに間違いのないことを自分で責任をもたなければなりません。作図そのものより、問題ないかの検証の方が大変でした。

>間違えると部品が入らないので、必ず正しい形になる。
昔タミヤのプラモデルを組んだとき、部品の組み立て方が一通りになるように、突起が非対称に配置されているのに子供ながらに感心しました。そこまで高レベルのことはしませんでしたが、そんなことも思い出しながら部品の構成を考えたつもりです。
2. Posted by Tavata   2019年11月11日 22:05
northerns484氏のおっしゃる、
「作図そのものより、問題ないかの検証の方が大変」というのをしばしば実感します。
ほぞ組でオスメスを間違えて噛み合わなくなってしまったり、組立可能な部品配置順を間違えて工具がアクセスできなくなったりしないように設計するのは神経を使います。
また、foolproofとして似た部品が互換しないようにすることは大切ですが、設計上は結構な手間ですね。だからといって、設計者が手を抜いて、誤った部品を使っても組立が可能な構成にすると必ず組立エラーが生じます。
3. Posted by dda40x   2019年11月11日 23:50
 お陰様でとても素晴らしいものができました。まだ、細かい細工は済んでいませんが、造形の素晴らしさには感服しています。
 タブとスリットの噛み合わせがとてもよく、ほとんど無調整で入ります。レーザで抜いた裏面にはほんの少しのバリ(ダレたもの)があります。ダイヤモンドヤスリでひと舐めしておくと、問題なく組めることが分かりました。
 上下を逆に嵌めると矛盾が生じるので、間違いなく組めます。トラスの美しさが何とも言えません。

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