2019年10月31日

TMSからの返事

このブログで扱ったTMSへの批判をまとめて、編集長の名取紀之氏に手紙を出した。「編集者への手紙」としてである。
 その返事が届いた。信書であるから、その内容全文を公表することはできないが、核心部分だけはお知らせしておきたい。

 中澤 寛氏の記事で意味不明の部分に関しては、原稿執筆者の意図に反する紙面展開となったことを反省し、今後は著者との間で校正をやり取りするなどの対策を講じたい、とある。
 これは大きな前進である。TMS誌が大人の雑誌になると感じている。今までは、”載せてやるぞ・文句言うなよ感”を拭えなかったが、執筆者と編集部が意思疎通できるとなると、紙面には大きな変化がもたらされるであろう。

 Big Boyの煙突に関しては他の御一方からの指摘もあったそうである。いずれ訂正が載ると思う。この件に関しては、事前に「詳しい方に素読していただいた」とあるが、その方もお詳しくなかったということだ。

 各分野に精通している人は居る。それを網羅して、どの人に聞けば正しい答が返ってくるかというリストを持つということも、能力ある出版社の要件である。そういうことは、このブログでさえも行っていることである。いかにも詳しそうでも、おかしなことを言う人は、居ないわけではないのだから。

コメント一覧

1. Posted by ゆうえん・こうじ   2019年11月03日 09:08
これまで鉄道模型雑誌に投稿した経験からいうと、TMSの場合は半年から一年ぐらいは原稿ストックされてから掲載されているので、この期間に著者とのやりとりをしていただければ、記事の質があがると思います。これまでは投稿を素材のままずっと寝かしておいて、掲載直前に一気に記事に料理するような印象でしたが、掲載までの期間にゆっくり下ごしらえ・仕込みしておいていただいて、掲載前に最終仕上げして掲載するような仕事にして欲しいです。
権威ある学術雑誌でも、記事掲載後にその記事について他の方から異見が出ることはよくありますし、その異見や検証記事が掲載されています。少し前TMSでも「天秤棒イコライザー」の話があって、ネット上で真摯な意見交換がされたと思うのですが、誌上ではうやむやになってしまいました。そういう事例でも、意見を編集部が取りまとめて掲載するような雑誌になればよいな、と期待しています。

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