2019年06月08日

3種のゲージ論

 この論争が始まる前、ゲージ論を採り上げるべきか否かを、友人に相談した。すると彼は、ゲージ論には3種ある、と即座に答えた。その分類とは、

1.  ゲージの優劣を論じるもの

    戦前の0番と35 mmの論争や、戦後間もないころのSゲージの論争がこれに相当。模型メーカーが少ない時代は、自己のゲージの存亡を懸けた議論がされていた。

2. あるゲージについての規格の是非の論争

 1/8013 mmが登場した1960年代からは、これが増えてきた。ファインスケールもこの類だ。

3. 呼称に関する論争

 1/8016.5 mmに対するもので、1/8712 mmが登場したことによって、HOという言葉の定義での論争である。

 

 2.以外のゲージ論は不毛だから、昨今の3.の議論に参加する気はない、と通告された。筆者もおおむねそれに賛成したが、外国からの視点も含めて調査の結果、3.についても大いに論議する必要があると悟ったのである。

 何度も言うが、アクティヴな模型人(レイアウトを作る人)はサイズの違いなどほとんど気にしない。ストラクチュアのサイズは混在しているのが普通である。ゲージについても走れば良しで、同様である。
 ただ、その走行性能の向上には、拘る人が多い。そうでない人はその逆の方向に極端に拘る。だから話はかみ合わない。

 しかし、経済活動の一つであると考えると、「表記」というものは正確であるべきだ。昨日の例で指摘したが、外国から見ても問題が生じないようにしておくべきだろう。

 1. については論外だと思っていた。しかし最近の様子を見ると、これが大きなファクタだと思っている人が多いのではないかと、気が付いた。攻撃まがいの投稿をしてくる方は、存亡を懸けた闘いだ、と勘違いしているような気がする。
 そういう問題ではなく、我々はビジネスのありかたについて、問題意識を持っているのである。これは、無広告で、中立なブログだからできることなのである。これはスポンサがある雑誌では採り上げられることは無い。また、筆者がHO関係者であれば、偏っていると思われる可能性もある。



コメント一覧

1. Posted by Tavata   2019年06月09日 13:07
先回最初に送ったコメントは早とちりで失礼しました。差し替えていただき、ありがとうございます。

ゲージ論の3分類、納得です。

ただ、2と3はオーバーラップする部分もあるでしょうね。
NMRAのHO規格に(結果論や偶然も含めて)入っているのを"HO"と呼ぶのか、それともスケールや軌間という集合に"HO"という名前を付けるかという部分です。

分類1は、スケールや軌間のデファクトスタンダードが成立している今となっては、模型の実現性に大きな破綻があるものは残っていないので、結局は「好き嫌い」で語られる話になってしまいます。
もちろん各スケールや軌間の長所短所はトレードオフなので、何を重視するかで結論は全く変わります。

「あるスケール、軌間の模型が最高である」という個人の思い入れは一向に構わないと思いますが、その方がなぜそれをを重視しているのかについては理論武装ができないので、別の考え方を持った者を論破するのは非常に難しい話でしょうね。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
Recent TrackBacks
Categories
  • ライブドアブログ