2019年03月26日

船の中

 このクルーズにはまったく期待しておらず、日本のフェリーみたいなものだと思っていたが、意外と面白かった。
  食事はおいしく、エンターテインメントも充実していたし、普通、行きにくい南米まで行けたのは、良い体験だった。  
  
main dining roommain dining room2  食堂の朝昼はかなり豪華なカフェテリア方式だが、給仕がついていて、何かと世話を焼いてくれる。いつもオムレツを焼いてもらった。このオムレツは、好みに応じて具は目の前で自由に指定できる。アメリカの高級ホテルの朝食でなければできない注文で、嬉しかった。夕食は船尾のダイニング・ルーム(2フロアある)で取る。いわゆる前菜、メイン、デザートといったフルコースで、贅沢である。酒類は、注文すると別途請求される。
  食事の好みは、伝えると反映してくれるところが素晴らしい。スープの塩加減も対応してくれた。尤も、それはシェフの失敗らしく、他にも指摘があったらしい。給仕の頭(かしら)は、この道45年という男で、実によく仕事のできる人であった。日本にも来ることがあるらしく、再会を約束した。

  毎晩のショウは面白く、クラッシック、洋楽、色々なジャンルの音楽を楽しむことができた。芸人は、停泊地で降りて、次の船に乗り換える。部屋では最新映画が楽しめる。TVドラマも充実しており、給仕頭が勧めてくれた“Young Sheldon”という、20回ほどの連続物を楽しんだ。
swiming pool 1 バァは見晴らしの良い最上階や、船尾のプール脇にあり、友人と鉄道談議が弾んだ。ちゃんと、生ビールが出てくるし、カクテルも好みに合わせて作ってくれる。プールは屋外だと思っていたが、中央のプールは天蓋が開け閉めできる。緯度が高くなると寒いので、閉めてごくわずかの隙間を開けていた。そうすると、日の当たる所に席を取りたい人が移動する。

 不便なことと言えば、インターネットが使えないことだ。かなりの高額料金を払えば衛星経由で可能だが、伝送速度が小さいし、天候によって左右される。 船は各地のリゾートに半日ずつ留まる。降りることができるから、降りたところでwifiスポットを探して繋いでいた。

dog relief  車椅子の人もかなり居るが、完全に対応できるようになっている。盲導犬もよく見たが、どこで用を足しているのかがわからなかった。散歩コースが指定されているので、歩いていると、それがあった。


  驚いたことは船の運営スタッフに白人の割合が少ないことだ。給仕、客室係の人たちのほとんどは、インドネシア人であった。彼らの英語にはかなりの訛りがあるが、意思の疎通には問題はない。これを見ると、日本の英語教育には大きな問題があると感じる。フィリピン人も居たが、彼らの英語は秀逸である。


コメント一覧

1. Posted by NM   2019年03月27日 18:01
楽しまれたようですね。
アメリカ人にとって、クルーズは日本人が考えるより身近なもののように思います。
アメリカ在住中、アラスカに行こうとした時、「アラスカは飛行機ではなくてクルーズで行くもの」と友人に一蹴され、ずっと行きたいと思っていました。
中々機会がなかったのですが、昨年やっと行くことができました。
アラスカクルーズはメジャーのようで、日本人のツアー客も数組いました。
そのため、クルーズ船内に日本人スタッフもおり、船内予定も日本語版を発行してくれます。
ただし、訳はめちゃくちゃで、英語版を読む方が分かりやすかったです。
年々時差ボケに苦しめられるようになり、渡米後数日は使い物にならないのですが、船に乗ってしまえば、目的地まで連れて行ってくれますし、寄港地や船内で遊んで疲れたら部屋で休めるため、時差ボケを解消しながらの旅行としては最高でした。
2. Posted by dda40x   2019年03月27日 22:36
コメントありがとうございます。
 日本ではあまり知られていないのですが、欧米ではかなり人気があるようですね。今回はその船の中で、日本人らしき人には会いませんでした。
 時計を1時間ずつずらすのも、すべての連絡が英語でなされます。寄港地の制限時間などもアナウンスを聞き取れないと心配になるでしょうね。
 日本人ツアー客が乗るときにはガイドが付くのでしょうか。

 確かに楽な旅行ですね。私もだんだん歳を取ってきて、車の運転も面倒になってきましたし、次の日の宿をどこに取るかを決めなければならないので、かなり気を使います。船なら寝ていればよいので時差ボケには無縁である、というのは有難いです。
 今回船で乗り合わせた人は、アラスカに行ったことがある人が多かったので、一度行って見たいものだと思うようになりました。

 アメリカ国内はかなり行き尽くした感があるので、今回の海から見る旅行は新鮮でした。またアメリカの船旅行に行きたいものです。

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